自己破産希望の方から、「仮想通貨をやってました」などと言われるとため息がでます。
これも、FXのときにお話した状況に近く、「取引履歴が取れません」「パスワードがわからないのでログインできません」などと、たまに言われます。
仮想通貨を取り扱っている会社の多くが、問い合わせ用の電話番号が無いため、対応に苦慮します。
そういった面では「FXをやってました」の方が楽です。
仮想通貨もその他金融商品と同じで利益を出し続けることはかなり難しい。
やるのは止めませんが、自己資金でしましょう。
なお、取引手法を紹介した情報商材を購入された方からの相談も多いです。
よーく考えてください。あなたが１年間に、１０００万円以上儲かる取引手法を知っていたとして、それを５万円や１０万円。いやいや１００万円でもいいですが、販売しますか？
金融商品は、利益を上げている人の影に損している人が必ずいます。仮に情報商材の取引手法が本物だとして、その手法を複数人が行った場合どうなるか？
答えは、情報商材の取引手法を用いてる人が損をして、別の手法の方が得をする。
つまり販売をした時点でその取引手法は価値がなくなるのです。
儲けを出したいのであれば、情報商材を買うのではなく、学問的に研究してみてはいかがでしょうか？
研究すればするほど、お金を稼ぐ難しさを発見できるはずです。
夢を買うなら、宝くじをほどほどに買う程度にしましょう。
宝くじも買いすぎると、自己破産でいうところの免責不許可事由に該当します。ご注意を。
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