『え、ちょっと、講義中なのに…この人、うるさい』
ビジネス系のセミナーに参加した時のこと。
 
その時、先生は
『ビジネスパーソンには、評論家タイプと詩人タイプがいて、前者は頭に訴えかけ、後者は感情に訴えます。
実は、ビジネスにおいて、大切なことは、感情に訴えかけることなのです』
といった内容のことを話しておられたようです。
 
ふむふむ、なるほど…と、一生懸命、板書を書き取っていると、たまたま隣に座った見知らぬ男性が、どうでもいいことを、笑いながら話しかけてきます。
 
無下にもできないので、こちらも作り笑いをして、受け答えをしていたら、重要な部分を聞き逃し、板書は消された後でした。
 
他の人に、内容を尋ねても、曖昧な返事が返ってくるばかり。
 
肝心なところで邪魔をされて、大切なことを聞き逃した~!
・・・という夢を見ました。
 
地道に継続♬
 シュタイナーの夢論ワーク
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なんでこんな夢を?
 
思い当たる節は最近、書き上げた新しい「脚本」
 
昨年のクリスマス公演と、今年5月に上演する劇団雷花の作品は、どちらも『子供たちのでこぼこな個性を活かす時代』がテーマの1つになっています。
 
私自身が義務教育を受けていた時代の学校は、今で言えば『不適切にもほどがある』の権化でした。
 
昭和の大人たちは、子どものことを『大人のミニチュア版』と見ていた風潮がありました。
 
大人しい子どもが、乱暴な子どもによって、多大なストレスを受けていても
「集団の中で揉まれて強くなれ」
と都合のいい理論をかざして見て見ぬふり。
 
教師の手に余る子どもは、大人しい子どもの近くに置き、いわば、大人しい子どもに『押し付けて』、受け持ちのクラスがうまくいっている体裁をとっていました。
 
けれど、人生の初期、子どもたちが、まず育まなければならないのは『安全の感覚』
 
特に0歳から7歳までの子どもたちが抱く人生感情は
「この世は善である」
という感情。
 
現に、赤ちゃんは共感の塊。
何の疑いもなく、手にした物を口に運びます。
 
ですから、大人たちの役割は、小さな子どもが
「この世は安心できる場所なのだ」
という信頼の基盤を築くために、守り、傷つかないようにすること。
 
その基盤があれば、やがて大人になって、本当に集団で揉まれることがあっても、揺らぎにくくなるはずです。
根っこさえしっかりしていれば、心が折れたとしても。何度でも立ち上がることができます。
 
シュタイナーは、子どもの気質に合った席順に配置し、同気質同士を近くに座らせたそうです。
 
似たもの同士の共感が、安心をもたらす一方で、イヤなところは、鏡写しで見えてくるので
『こういうところはよくない』
と内側で自動修正が起こるとのこと。
 
それが、順調になされれば、思春期の頃には、気質のギャップが小さくなっていくそうです。
 
教育とは、曖昧で、流動的なものであり、時の為政者によって、内容が一変してきました。
 
ひとたび戦争が起これば
「国のために命を捧げられるのが立派な人間」
と刷り込まれ、戦争が終わって国の経済が豊かになれば、
「行儀よく、協調性があって、高学歴ならば、エリート街道に乗って安全な人生が約束される」と教え込まれてきました。
 
日本も世界も激変している今、もはやその価値観は通用しなくなっています。
かつて誰も経験したことのない時代がやってきているため
「モデルケース」が存在しません。
 
誰もが手探りです。
 
だからこそ、子どもの教育とは、そもそも誰のためのものなのか?
 
原点を見直す機会が訪れているともいえそうです。
 
木シルフェ木

オパーリングリーン阿部小百合ルチノー

 

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