「成すべきことが成されるようにするのが天使（善）の働きであり、
成すべきことが成されないようにするのが悪魔（悪）の働きである」
とシュタイナーは言いました。
さて、
「風邪に効く薬を発明すればノーベル賞」といわれます。
「現在ある『風邪薬』とは熱、咳、くしゃみなどの辛い症状を抑えるものであり、風邪を根本的に治す薬はない」という事実は誰もが知るところです。
そもそもあらゆる病気は、体の電磁波の周波数が乱れた時、本来の周波数に戻すために現れる症状です。
周波数の乱れには必ず原因があります。
添加物、化学物質などの物理的な毒素、そして、悲しみや怒りなどで蓄積した感情的な毒素。
それらを排出するために現れる症状が風邪です。
もしも、今、一発で、風邪を根本的に治す薬が生まれたら・・・
それは、善の働きでしょうか？
あるいは、悪の働きでしょうか？
風邪を引くまでに至った出来事。
・睡眠不足
・過度のストレス
・食生活の乱れ
・・・風邪は、それらを止めるための強制休息のようなものかもしれません。
だとしたら、風邪とは
「成すべきことが成された結果」
つまり、天使的なものの働きなのかもしれません。
天使とは「うふふ、あはは」と笑って、心地よさだけをもたらす存在ではありません。
一見、不遇に見える中に、天使の力が働いていることもあります。
進化のための変化が天使（善）の働き。
変化には、痛みや恐れが伴うことがあるかもしれません。
一方、現状の心地よさに浸り、進化を止めようとするのが悪の働きです。
ですから、必ずしも、辛さをもたらすものが悪で、心地よさをもたらすものが善とは、言えないようです。
そして、今がどんなに辛くても、あらゆる体験に意味を与えてくれるのが、大天使ミカエルの働きです。
シルフェ
阿部小百合
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