皆さんこんにちは、こんばんは。
白い鳥の馬券師です。
阪神マイルで行われる２歳GⅠ第２戦、今週は牡馬がメインですが考え方は先週とさほど変わらず、この時期はレースでどんな気性で迎えられるのかがカギとなりそう。
先週のレースは上位評価した３頭できっちり決まっており、やはり気性面は非常に重要とわかる１戦だった。
今回は人気上位陣が乗り替わりラッシュのためその辺もしっかり見ていきたい。
人気上位から見ていくが、
ジャンタルマンタルは前走はデイリー杯２歳Sを勝利し鮫島克→川田騎手へと乗り変わりになっている。鮫克騎手からすれば非情の選択になるが、川田騎手に手が合いそうな馬でもある。
レースセンスは非常に高く、スタートの反応も良くスッと２列目３列目には居そうな感じであるが意識して出して行くと掛かってしまいそうな怖さはある。前走のデイリー杯でも口を割っていたように少々気難しいところはありそうで、そこがテン乗りでどう出るかは怖いところ。
ただ、枠も考えると一番不利が少なそうな競馬をしそうではある。
シュトラウスは恐ろしいぐらいに前進気勢が強く正直気性面には難がある。
重賞２戦はルメール騎手、モレイラ騎手となんとか丸め込めていたが今回は大外枠を引いてしまったこともあり、前走のように前に壁を作るのは難しくもなる。
マイルGⅠ故に流れてくれそうな感じもあるが、東スポ杯で前半１０００ｍ５９秒で入って掛かっていたように正直厳しいとみている。
それでも前走は勝ち切るような馬でサウジアラビアＲＣではゴンバデカーブースやボンドガールなど世代上位と言われるような馬とも僅差のレースだ。個人的には前に行って切れる脚ではないのでここではヒモまで、人気で飛べばラッキーぐらいに思っておく。
ダノンマッキンリーは川田騎手からルメール騎手へスイッチの馬。
初戦はほぼ逃げの先行抜け出しでの力差の勝利、２戦目は溜める競馬を教えての上がり最速での勝利は順調そのもの。
気性面の難しさもあまり見せておらず正直上位評価の１頭。
問題があるとしたら、多頭数でもまれる競馬をしていないのでそこだけが不安点ではある。
エコロヴァルツは気性面は持ってくれればと言ったところか？初戦の福島１８００では特段道中も何事もなく進み突き放した勝利。２戦目はスタートでジャンプスタート気味で出た影響なのか行きたがってしまい、２コーナーまでに掛かり気味で先頭に立ち最後は能力の違いでぶっちぎるという離れ業を成し遂げた。
鞍上の武騎手も能力はかっており、１枠１番をとれたので、前に壁を作りながら競馬が出来ればあの末脚は十分上位レベルとみる。
タガノエルピーダは紅一点の１戦１勝馬、先週のジュベナイルを除外になり意欲的にチャレンジしてきたが、朝日杯を牝馬で勝利はグランアレグリアでもできなかった偉業でもあり、グランアレグリア以上の馬かというと少々？は浮かぶ。
初戦の内容はそこそこよく、２着に負かした馬も未勝利戦は突破しているのでそれなりのレベルではあったとみる。
未知数も多く、初戦は派手さもない勝ち方で正直強くは推せない。
セットアップは兎に角テンが速い馬でこの馬が逃げると推察はされる。
阪神マイルで逃げ切りは厳しいレースになりそうだが、イーブンペースで行くこの馬が引っ張るとレースはそこそこに流れそう。
個人的には朝日杯よりホープフルに来た方が面白い馬だったがマイルＧⅠに来たことでスピード能力は買われているとみるべきか？
札幌のレースでコーナー４つしかしていないのでどれだけやれるかは未知数だが気性面は問題なし、後はもまれてどうなるかだが外連味のない逃げをした方が持ち味は活きそうではある。
オーサムストローク
もしかしたらだが、この馬めちゃくちゃ強いのかもしれない。
中山最終週に行われた２Ｒ未勝利戦で５馬身差の圧勝。勝ちタイムは１分３４秒７
このタイムは同日のサフラン賞上位１・２・３着が先週のジュベナイルで走っていて２着にもなったステレンボッシュもいたレースが１分３５秒８と１秒以上もタイム差があるのである。
ベゴニア賞ではモレイラ騎手騎乗で超が付くスローペースを折り合い上がり勝負でも難なく勝利。勝ちタイムは１分３７秒０と未勝利勝ちと２秒以上遅くなって勝利できているのでまるで違う勝ち方が２回もできているのは正直今の２歳馬の中では完成度は高いのかもしれない。
派手さはないので人気はないだろうが、鞍上にアタリの柔らかい坂井騎手なら今週２個目のＧⅠ制覇も夢ではないだろう。
ここまで書いてくると、何となく明日の本命はわかりそうだが二桁人気でも三連系のヒモに入れているのでうまくいけば２週連続ＧⅠ的中で万馬券も夢ではない。
最終買い目はお昼前にはアップしようとは思うので、お楽しみにしてほしい。
それでは明日のレースも良き競馬日和になるように。