こんにちは。
先日、センターに「ガラスに鳥がぶつかってきた。」ということで鳥が運ばれてきました。この時、私は(あ~ぶつかったか~死んだ瞬間もわからず気の毒に・・・)と思ったのですがダンボール箱を覗いてみてびっくり。とてもピンピンしていました。
アオバト Treron sieboldii 成 ♂ センター 1月
しかし驚いたのはこの後。運んできた方に話を伺うとどうやらこのアオバト君、窓ガラスにぶつかっただけではなく、窓ガラスを突き破ってベットで寝てた(気絶)そうな(笑)普通ただでは済まないのですが嘴が少し欠けたのと翼をちょっと骨折しただけで何の問題もなく動物病院に入院となりました。
ちなみにこのような事故をバードストライクといいますが、これは実際はよく起こっている事故です。主に航空機や新幹線といった乗り物や風力発電のプロペラに接触するといった事例がよく起こっていますが。建物のガラスなどにも誤ってぶつかることがあります。
ガラス張りの施設ではガラスにタカの絵を貼るなどして対策をしているところもあります。
某東京のセンターの例。
近年では風力発電のプロペラに接触してワシを中心とした鳥が切断されるといった事故が多く深刻な問題になっています。このような事故を見ると自然のためのエネルギー生産であってもそれが自然との共生につなげるのがとても難しいということも考えさせられます。
「道の駅」湖北みずどりステーション内 湖鳥写真集プロジェクト実行委員会
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