こんにちは。学生時代よく試験前に課題の締切がセマルハコガメ!と言って友人に冷たい目で見られたムギマキです。

 そのセマルハコガメ締切の件ですが湖鳥写真集前期の募集締め切りの1月31日が迫ってきております。メモリーに眠っているお気に入りの写真。昔撮ったけど誰かに見せる機会を失っていた写真があればドシドシ応募ください。


 さて、本題ですが山本山では今日もオオワシが人気の的になっていますが、冬の湖北、見ものの猛禽類はオオワシだけじゃありません。オオワシが仁王立ち(?)する山本山の麓ではオオワシの他にも様々な猛禽類が見られます。今日はその中でも因縁を持つかもしれない2種を紹介したいと思います。そのひとつがこちら。


ムギマキの野鳥観察史

ノスリ Buteo buteo 若 東京都江戸川区 2月

 この鳥はセンター周辺では冬によく見られる鳥です。主に田んぼなどで小鳥や昆虫などを探して暮らしています。猛禽類の割にはわりと可愛い顔つきをしているタカです。そしてもう一つがこちら。高いところを飛んでいることもあります。


ムギマキの野鳥観察史

チュウヒ Circus spilonotus 成 雌 長浜市 10

 こちらはヨシ原などで見られるタカの仲間です。こちらも空中を飛びながらヨシ原に潜むネズミや弱った鳥などを探して暮らしています。低空を滑るように飛んでいます。

 さて、普段交わることもあまりないこの二つの鳥、どこに因縁があるのか。それは名前の由来にあります。この二つの鳥の名前を漢字にしてみると「野擦り」「宙飛」と訳することがあります。(図鑑では「鵟」「沢鵟」と書いてあることが多いです)しかし実際はノスリは野を擦るように飛ぶことは少なく、逆にチュウヒは高いところを飛ぶことは少ないと矛盾したネーミングになっています。そのことからこの鳥たちは名前を間違って逆に付けられたのではないかという説もあります。




「道の駅」湖北みずどりステーション内 湖鳥写真集プロジェクト​実行委員会

「10000人で作る湖鳥(MIZU-DORI)写真集」

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