「心が動くこと」に耳を傾けてみる

「自分」に向き合い

言葉を紡ぐ旅の真っ歳中

 

松本あゆみです

 

 

 

 

「あきらめんな!」と叫んだ日

 

 

 

わが家には

3人の子どもがいます

 

 

 

 

中学3年生

吹奏楽に打ち込み、

青春真っただ中の長女ぼー

 

 

 

 

小学6年生

チップとデールが好き

カワウソが好きな

12歳とは思えない

かわいさを持つ長男ぺー

(ベッドにはぬいぐるみもw)

 

 

 

 

小学2年生

友だちの前では「オレ!」

家では「ママがいい。」

そのギャップがすごい

甘えん坊の次男つき

 

 

 

そんな3人の中でも

今、いちばん

ホットな人が長男ぺー

 

 

 

 

今日は

ぺーと私のお話です^^

 

 

 

 

机の上には

チップとデールのグッズを飾り

かわうそ動画に癒されている

長男ぺーは

小学3年生の春から

ラグビーをしています

 

 

 

 

 

 

この前の前のラグビーW杯を

テレビで観てから

「ラグビー」をインストールし

 

しばらくしてから

「ラグビーやりたい。」と

言ったのは確か、

W杯から約2年後のこと

 

 

 

もちろん、

夫の私もラグビーとは

無縁の生活をしてきているし

「え?どこでできるん?!」

と思って調べたら

 

 

 

予想以上に近い場所に

スクールがあると知って

通い始めたのが

3年生のときでした

 

 

 

 

 

 

残念ながら?

ボール競技に対して

興味を持ったことがなかったぺーは

ボールを投げるのも

キャッチするのも

けっこう一苦労な男の子

 

 

 

でも

「好き。」という気持ちは

全くブレなくて

色々、いろいろありながらも

早いもので

ピヨピヨラグビーを始めてから

3年半ほどたち

小学生ラグビーの集大成が

近づきつつあります

 

 

 

 

10日ほど前、

6年生の長男ぺーにとって

とっても大切な試合がありました

 

 

 

 

ここで負けたら、

目指してた大会への

最初の切符がなくなってしまう!

なんとしても

次の大会に進まなければ!

という節目の試合

 

 

 

 

6年生という

最高学年になって半年と少し

 

もっとうまくなりたい!

強くなりたい!

大きな大会に出場したい!

 

そんな決意を新たにした

6年生のチームメイトたち

 

 

 

 

それなら。

と、

コーチ陣も

時間と力を子どもたちに使って

できる限りのサポートを

してきてくれたし

 

 

 

 

子どもたち自身も

 

真夏のうだるような暑さの中の練習、

寒さで凍えるような日の練習、

 

(春と秋が短くて

快適な環境が

めちゃ少ないw)

 

連携がうまくいかずに

負けて悔しい試合に

「何やってんねん!」

と、怒られて悔しかった数

 

と、

みんなで

涙しながらがんばってきたし

 

 

 

 

熱中症対策やら

大きくしなければという想いやらで

あの手この手で食べさせたり

 

異臭を放つ

ユニフォーム類を洗濯してきたり

(スパイクも殺人レベルのにおい 爆)

 

県外での試合の付き添いと

親たちも

できる限りのことはしてきたつもりです

 

 

 

 

帰りの車のいつもの光景。

 

 

 

そんなこんなで迎えた

大切な試合の日は

実は母の私の方が

ドキドキして

前日もなかなか眠れず

睡眠が浅いまま

朝を迎えることになりました

 

(本人はぐっすり。夫もソッコー寝てたw)

 

 

 

 

 

ここで勝ったら

なんとか次の大会に進める!!!

という試合は

終始、相手に押されっぱなし。 

 

 

 

 

点差をもう少し詰めたら、

なんとかいける!

そんなギリギリの闘いの中、

試合終了の時間も迫り、

 

あー、このままじゃ負ける。

 

そんな雰囲気も

応援席からも出てるし

もちろん、私も

内心「あーーー。」な気分で

応援してました

 

 

 

 

 

冷静に考えたら

ここで逆転するのは

ムズカシイかもしれない

 

でも

 

こんなにがんばってきて

こんなに応援してくれる人がいて 

ここであきらめるなんてことは

絶対にしてほしくない!

後悔してほしくない!

最後まで全力を出し切ってほしい!

 

 

 

 

 

 

ということで

普段、おとなしめに?

応援している私は初めて

コートにいる長男に向かって

 

「あきらめんな!」

 

と、叫んでました

 

 

 

 

やらない後悔ではなく

やって後悔する人生を。

 

もう、それでしかない

 

 

 

 

 

そんな声は

長男には

聞こえてなかったらしいし(爆)

 

この試合では

負けてしまったけれど

(次の大会には

得失点差の調整で行けることになりました!)

 

 

 

想いを声に出して伝える!

(聞こえなくてもw)

 

聞こえなくても、私は伝えたい!

 

 

これを、

素直にできたことも

実は私にとっては

変化のひとつでうれしかったんですよね

 

 

 

 

 

 

私の勝手な思い込みだけど

 

大きな声で

子どもの応援ができるのは

 

・元気で明るいお母さん

・スポーツ大好きなお母さん

・快活なお母さん

 

という謎のマイルールがあってw

 

 

 

 

そのどれにも当てはまらない私は、

 

「それをやったら恥ずかしい。」

「私には似合わない。」

「え?!って思われそう。」

 

などなど

いろんなジャッジで

やらないことを選んできました

 

 

 

 

この

子どもたちの応援に限らず

いろんなシーンで

フシギなマイルールを作っては

「やらない」ことを

たーーくさん選んできていると思う

 

 

 

 

でも

この日、

やってみたら爽快すぎた!(爆)

 

 

 

 

 

 

今週末、

次こそ負けたら終わり!

だから勝ちに行く!!!

そんな大切な試合があります

 

 

 

 

決してラクに勝てるような

対戦相手ではないし

 

もっと

心臓がキューっとなるような

時間にあると思うけれど

 

今度も

聞こえなくても

大きな声で

伝えたいことを伝えよう

 

私も後悔しないように。

 

 

 

 

長男ぺーへ

 

 

チームが勝つこと

勝ったときの笑顔が見れることは

母としてはもちろん本当にうれしい。

 

でも、

 

ここまで本当に

努力し続けてきたこと

(最初はボールを投げることもできなかった)

 

こんなに

大好きなスポーツに出会えていること

 

 

笑って泣いて

青春でしかない仲間と

濃い時間を過ごすことができていること

 

 

こんな姿を

横で見れること

 

 

伴走できていること

 

 

 

ぺーにとっても

母にとっても

本当に財産でしかないと思ってます

 

 

 

 

最後まであきらめんなー!

 
 
 
 
ここまで
読んでいただいて
ありがとうございました
 
 
 
 
松本あゆみ