☆やっぱり本が好き☆

☆やっぱり本が好き☆

2012年2月に男の子を予定帝王切開にて出産しました。他ブログで日々の出来事を綴ってきましたが、同じ時期の子育てママさんが多いAmebaブログにお引越ししてきました
本を読むこと、海外ドラマや映画を観ること、食べることが好きです
どうぞ、よろしくお願いします☆

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トニーの食物アレルギーのことについて、書き残しておこうと思います




4月と8月にアレルギー外来に行き、
卵と乳製品の完全除去の指示があり、ずっとそれらを口にさせることなく、過ごしています

当初、小麦と大豆も、血液検査ではアレルギー反応があったものの、
口にしても症状が出たことがなかったので、食べさせていましたが、
最近になって、豆腐、豆乳を食べたあと、
口の周りや顔に発疹が出るといった反応が、現れるようになってしまいました。

ただ、味噌、醤油、納豆には反応しないので、
大豆製品を全て除去するのではなく、豆腐と豆乳だけ気を付けて食べさせないようにしています。


そして、今まで全く反応がなかったのに、
先日、牛肉を食べさせたあとまぶたが腫れてしまうことがありました。

二回目の血液検査は10月を予定していますが、それまでは牛肉も食べさせないことになりました。



と、いうわけで、
食べた時にアレルギー反応があり、除去している食品は、
卵・乳製品・豆腐・豆乳・牛肉です







そんなトニー、数ヶ月前までは、離乳食をほとんど食べなかったのに、
歩き回るようになってから、食欲がぐーんと伸び、食べる量がどーんと増えました

本当に、毎日、毎食、献立にバリエーションを持たせるのが大変です

いろんな味や食感を楽しませてあげたいけれど、
時々、
「もうほんと何を食べさせたらいいのやら・・・」 
と、ヘナヘナと膝をつきたくなることも。

具材に制限がある中で、
いつも同じ感じの献立になってしまうのが、大きな大きな悩みの種でした。



そして、いざというときのためにお薬は常に持ち歩いていますが、
やっぱりトニーが食べている間は目が離せなくて、
いつもいつも、
「顔に発疹は出てないか」
「お腹や首、手足など掻きむしっているところはないか」
など、ドキドキして外食をなかなか楽しめずにいました



また、最初、周りのママさんたちには、アレルギー持ちのお子さんがおらず、
なかなか話をする機会がなくて、ネットと向き合ってばかりの時期もありました




そんな日々でしたが、
最近、ちょっとずつ考え方や視野を広げることで、気が楽になりました




まず、ずーっと悩んでいたトニーごはんの献立

ある日、ご近所ママさんたちが集まった時、ある一人のママさんが蒸しケーキを作って来てくれました

周りの子たちも食べているし、私が食べているしで、当然欲しがるトニー

念のためママさんに、卵と乳製品って入ってますか? と、聞いてみると、
バターを使っていますということで、
トニーには持参していた赤ちゃんせんべいをあげて事なきを得たのですが

その時、別のママさんが、
「この前、米粉で作ったパンが美味しかったから、今度一緒に家で作らない?」 と、
誘ってくださいました

その時、教えてもらったのが、このレシピ本


photo:01


菜菜ごはん / カノウユミコ

きのこを叩いてつぶし、お肉っぽい食感に仕上げていたり、甘酒でアイスを作っていたり。

いろんなアレンジ、いろんなレシピが載っていて、目からウロコでした


しかも、後日おうちに呼んで下さった時、この本の中からいくつかお料理を作ってくださったのですが、
どれもこれも美味しくて、数日後レシピ本を購入



実は、今まで毎日夕食は、トニーのごはんと、私たちのごはんを別々に作っていたのですが、
それだと、トニーにごはんを食べさせて一段落ついたあと、
また台所に立たねばならず、いつまで経ってもごはん作りが続き、くたびれていました

でも、この本を読んで、
「あ、そっか。卵も乳製品も使わなくても、こんなにたくさんのおかずができるんだ」 
と、気付き、それからは、トニーと私たちはほぼ同じ食事をとるように。

さらに、今まで
「まだ赤ちゃんだから」 
と、離乳食の感覚のままで過ごしてしまいましたが、
一歳半をこえたんだから、
そろそろ幼児食、ほぼ大人と同じごはんでいいんだよね、と、思えるように。


photo:02


ある日のトニーごはん

ブロッコリー、餃子の皮でピザ風、おにぎり(塩、ごま、海苔)、

れんこん長芋のお好み焼き(すりおろしたれんこん、長芋に納豆を乗せて焼いたもの)

ちなみに、この日の私たちのごはんは、
ブロッコリーの豆腐グラタン、魚の干物、れんこん長芋のお好み焼き、餃子の皮でピザ風

豆腐グラタンと、れんこん長芋のお好み焼きは、菜菜ごはんのレシピをアレンジしたもの






そして、毎回ドキドキしっぱなしだった外食

トニーがうまれてから、外食する機会はそれまでに比べてグンと落ちましたが、
やっぱり時々お出かけの時には楽しみたいもの。
しかも、最近、トニーと二人でおでかけなんてことも増えてきました。

そこで、今まではお腹の減り具合や気分で選んでいたお店選びの方法をやめ、
「ここに行ったら、ここで食べる」 
という、お店をそれぞれ決めることにしてみました。


○○駅に行ったら、あのお店か、このお店
実家近くのモールに行ったら、イートインできるあのパン屋さん、
などと、毎回、この駅に行く時はこのお店、と決めておくと、
おでかけの時の安心感がちがい、気が楽になるように。

お気に入りは、京都駅ではポルタに、四条駅ではマルイの中にある「はーべすと」
と、いうビュッフェレストラン

ここは、それぞれのおかずにアレルギー食材の表示があるのと、
お野菜が多いので、トニーに食べさせてあげられるものが多いし、
ビュッフェなので、ちょっとずつ色々食べさせてあげられるのが嬉しいです。


以前、アレルギー外来でお医者さんとお話している中で、
「お薬があるんだし、いろんなものを試しながら食べさせるのは、いいことですよ」
と、言われ、前より外食を楽しめるようになりました。

何より、家とは違う雰囲気の中で、キョロキョロしながら楽しそうにごはんを食べるトニーを見ると、本当に嬉しくなります







そして、なかなか周りにアレルギー持ちのお子さんがおらず、悶々としていましたが、
最近数人のママさんと、トニーのアレルギーについて話す機会があり、
自分と全く同じ不安や疲れを感じているんだなあって、ちょっと楽になれることがありました


また、なかなか
「うちの子アレルギーがあって」
と、話すきっかけって意外となかったりしますが
もし万が一、何かあった時に、トニーのアレルギーを知ってくれている人が多いのと少ないのとでは、
多い方がきっといい
と、思えるようになったので、最近は、どんどん言うようにしています

とは言っても、伝えていても、
トニーのおやつに、と、乳製品入りのお菓子を出されてしまうこともあるのですが・・・。



トニーに何か反応があるたびに、
「ごめんね」 
という気持ちになるし、
「大丈夫かな」 
と不安にもなるし、
「よくなるのかな」 
って怖くもなります

でも、心が折れても、トニーのアレルギーはよくはならない。

「大丈夫、大丈夫」 
って、とにかく前向きに、
今、食べられるものを、楽しく美味しく食べさせてあげることが、トニーのためになると思って、
次の血液検査まで、がんばる毎日です



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