【6】片脚で立つ
コツ(骨)トレで体が緩んで楽に立てるようになった頃、片脚での立ち方が、コツ(骨)トレ以前と違っていることに気づく。
コツ(骨)トレ前は、脚の外側に寄り掛かって(お尻に乗って)立っていたのが、コツ(骨)トレ後は脚の内側で立てるようになってくる。
片脚バランスはコツ(骨)トレの側屈操作そのもので、この時の体幹は、片側の脇が縮んで、反対側の脇が伸びた状態になる。
バレエは、体幹を出来るだけ動かさないようにしなければならない。そのために、脇(肋骨と骨盤)を両側とも最大限引き伸ばした状態(いわゆる引き上げた状態)にしておけば、上げる脚側のわずかな脇の縮みで側屈操作に入ることが出来る。
予め、骨盤と肋骨を最大限に引き離した状態を作っておくことがキーポイントになる。
「片脚ルルベでバランスを取るための練習法」
両足をルルベにして、両手を上に伸ばす。
この状態で側屈操作を行う。
脇が伸びた側の手を頭の上に伸ばすと、脇がしっかり引き伸ばされ(骨盤と肋骨が引き離され)、骨盤からの脚で床をしっかり押すことが出来、軸が安定する。
反対側の脚は、床から自由に浮かせることが出来る。
あとは、鎖骨や肩甲骨が緩んでいれば、アームスをバレエのポジションに持っていけばよい。
Author:コツ(骨)トレ愛好家 F.S(愛知県 女性:ジャズダンス、バレエ愛好家)
監修:TriMind
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