ここからはゲーム本編のネタバレを含むため、これから遊ぶ予定のある方は注意してくださいねー!

大丈夫な方は、下の方へどうぞ。

 

 

1.ヒロインに対する恋斗の心の動き

 

初っ端から「昔の事を引きずってますよ」と言わんばかりの夢を見ていますが、ゲーム開始時点では既に初恋の事は完全に吹っ切れてます。

ヒロイン=気兼ねせず話せる女の子の友達です。

 

ところが、ヒロインを生徒会に引き入れたため「交流する機会が増えた」ことによって「小さい頃に好きだった初恋の女の子」と現在のヒロインがリンクし始めます。

ここから少し厄介な気持ちが顔を覗かせてきますね。

 

それでも、恋斗の中では「すがり君=親友」「ヒロイン=大切な友達」なのは変わりないので、無自覚に自分の感情から目を逸らします。

ですが、すがり君がおかしくなり始めた時に「こじれる位ならヒロインを任せられない」という、無意識の独占欲にも似た感情が顔を出します。

(だからギスギス前は心の声が少し煽り口調だったりします)

 

生徒会室への出入り禁止期間の間に、すがり君が謝りに来ない+ヒロインが恋斗の元を訪ねて来た場合は、恋斗のヤンデレルートへの道が開いてた可能性はありますね!

作中ではあっさり仲直りしたと描写しましたが、実は結構やべー状況でした。

すがり君が大人だったからこそ事なきを得た感じです。

 

なお、BGMが似たような場面でも安定しなかったと思いますが、BGMは恋斗の心情(恋斗が居ない場合は登場キャラの心情)を表しています。

 

最初の新聞部での部室のシーンのみ「凪いだ心情」になりますが、それ以降に登場する場合は少し沈んでいたり、ポップなBGMが流れた際は心躍っていたりと割と変化があって面白いんじゃないかと思います。

多分誰も気づかない仕様だと思うのでここで吐きだしておきます。

 

 

2.恋斗のヒロインに対する扱い

 

本人は大切な友達だと思ってるし、実際それに見合う接し方をしてます。

ですが、本人も完全に無意識下の中である事象が発生しています。

 

1つは、ヒロインに対して「可愛い」や「好き」などの異性への好意を連想させる単語を発しない事。

上記のような選択肢が現れる会話内容の場合、「良いと思うよ」等と言葉を濁します。

これに関しては、恋愛対象として見なくなった一種のけじめ(無自覚)です。

ただし、自分以外の誰かが「可愛い」とヒロインを褒めた場合は単語を発さずに普通に同調します。

 

もう1つはヒロインが行動に起こす「自分への好意」について。

あえて言葉を荒げたり、行動自体を妨げはしませんが「でも君は、俺の事好きにならないでしょ」という元来の卑屈さ(最初の回想参照)も相まって内心では嫌悪感を持ってたりします。

 

ヒロインの事はいい子だと思っていますが、恋斗に対して無自覚に好意を振りまく部分については常に良い感情を抱いていません。

(※ただしED直前は心の余裕が生まれたため別)

 

 

3.アイキャッチについて

 

ゲーム制作開始当初は、技術的な問題で実装も断念しなきゃいけないかな…と思っていたんですが、サイバーノーツ様のお力添えのおかげで実施する事が出来ました!

ありがとうございます…!!

 

嬉しい事に、好評いただいてる反面、「もっとよく見たかったorクリック待ちが欲しかった」というお声も頂いてるので、こちらに全6種類を載せておこうかなと思います。

(※クリック待ちにするとテンポが悪くなるので、あえて実装しませんでした)

 

「最強ドラゴンパーカー」

 

恋斗&すがり君のツーショット。

恋斗は本気で格好良いと思ってこの格好をしてます。

(※私服のセンスが厨2で止まってます)

すがり君はと言うと「恋斗君しか着てる所を見たことがないから、きっと彼は凄くセンスがいいんだろうな(考える事を放棄)」状態だそうで…。

 

因みに、恋斗のやる気がない時は割と普通のラフな格好で出歩いてたりします。

 

 

おまけの某シーンの画面外ではこの格好だったりします。

本人いわく「知り合いと会うと知ってたらもっと気を遣った服にした」とのこと。

 

 

「ヒロイン&サポートキャラの日常」

 

あえて描写は最低限にしましたが、ゲームシナリオ外では頻繁にすがり君の攻略を目標に、色々と恋斗がヒロインにアドバイスをしてたりします。

この赤いメモ帳の中には、ほぼ生徒全員のデータが入ってるとかなんとか…?

 

 

「相合傘」

 

とあるデートの日の一幕。

すがり君は紳士なので、相合傘をする場合はヒロイン側に傘を寄せてくれます。

なので、いつも相合傘の後は少し右肩が濡れています。

 

 

「買い食い

 

基本的に食べることが大好きなので、たまに財布の中身に余裕があるとこうして屋台の料理を買い食いしてたりします。

どう見ても食べ過ぎですが、常に動き回ってるので体重の変動はないらしい。

 

 

「休日のすがり君」

 

休日はライブハウスに入り浸ってベースをかき鳴らしてるそう。

いつかメンバーを募ってバンドを組むのが夢。

最近はヒロインとのデートがあるので、少し頻度が減っている。

 

 

「デート当日」

 

「今日は水色のワンピにしようかな!」とご機嫌なヒロイン。

後ろに映っているのは幼い頃の恋斗の写真です。

見切れていますが、しっかりヒロインや他の友達も映ってます。

 

※この6枚に関しては、ご要望頂いたのでその内アクキーやネップリになる可能性があります…。

 

 

4.スチルラフ案やギャルゲーのキャラについて

 

美少女ゲーム「虹色の夢」について恋斗が語ってる時に「イシャンさん」や「イビ公

」というキャラの表記があったと思いますが、ゲーム内ではビジュアルが登場しないのでコッソリ載せておきますね。

 

 

海路経由で交易を営む船団の長であるイシャンさんと、悪役令息のイビ公です。

本家虹色の夢とは性別が反転しています。

 

 

 

「ラフ案」

スチルのお絵かき配信をしていた際に、良い構図案を自力で思いつくことが出来ず、お知恵を拝借した時の画像になります。

 

ラフ案「えにけりおあさん(@enikerioa_)」

 

上のラフ案がこうなりました↓

 

全然違うじゃないかって思うじゃないですか?

私もそう思います。ビックリですね…!

 

ただ、料理を映さなくても良い構図&比較的書きやすいのもあって登場キャラを全員をこちらに向ける形で、案を採用しました。

 

 

没ラフ

ラフ案「えにけりおあさん(@enikerioa_)」

 

上のラフ案がこうなりました↓

こちらは料理を描写する必要がある&ある程度遠近感を捉える必要があるため没になりました。

ただ、七緒くんのドヤ顔はこちらの方が可愛く描けたと思ってます。

 

 

5.ゲーム公開後の気付き

 

「シークレットバッジについて」

通常バッジはストーリーの最後に必ず取得出来ますし、シークレットバッジに関してもおまけで全部の会話を回収すればゲット出来る仕様だったので凄く簡単だと思ってました。

 

ですが、ノベルゲーム界隈では同じ選択肢で2回以上話すという行動自体がレアでしたね…「2周目に現れる選択肢」or「画面の特定の場所をクリックで取得」と考察されてる方がいらっしゃってビックリしました…確かにそっちの可能性もあるか…!!

 

逆に、ツクールに携わってる方は軒並み取得が早い方が多かったように見受けられます。

そういう方には逆に「何が取得条件だったのかわからなかった」と聞きましたので、普段利用してるゲームツールによってこんな違いがあるんだなって少し面白かったです。

 

「サポートキャラ視点について」

ギャルゲでもあり、乙女ゲでもあるという感想を目にしてハッとしましたね!

舞台は乙女ゲーの世界だけど、恋斗が主人公でヒロインに対して何かしら思ってるという事はギャルゲでも通用するのか…なるほどなぁと。

 

あと、最初の名前選択の際に「あなたの名前を教えてください」ではなく「ヒロインの名前を教えてください」にすべきだったかなと少し反省しました。

 

とはいえ、現在は他の修正個所も発見できていないので、また別の不具合を見つけるまではこのままで良いのでは?とも思っています…。