虹色の夢のハル・スヨン氏について私的に思う事をだらだら語ってみる。
作中の贈り物のネタバレとか、最上エンドの末路ネタバレとか結構危うい事を書きまくってるので、閲覧注意です。

 

「ハルさんからの贈り物について」
虹色の夢の攻略キャラは、ある条件を満たすと贈り物をくれるという話は製作者さんから何度かアナウンスがあったので、ご存じの方も多いかと思います。
私も全員から贈り物を受け取ってる訳じゃないのでアレなんですが、基本は市場で仕入れてそのままプレゼントですね。
なので、おまけのお話って結構似たような導入が多いんですよ。

でも、ハルさんだけ何か様子がおかしいぞ…?

あれ、ハルさんだけ自作してない?帝国から素材輸入して、裁縫と細工してらっしゃるぞ…?
しかも結構なデザイン力で耳飾りを…ん?耳飾り??

https://twitter.com/i/bookmarks?post_id=1753993702903775475

こちら、恐れ多くも玉ブのお礼イラストのリクエストをさせてもらった時に描いていただいた【公式】の帝国現役時代(過去)の衣装のハルさん。
ハルさんの耳にもデザインが異なれど、耳飾りが付いてますね。(そしてこの衣装のハルさんは異常なほど美しい。武器が鉄扇なのも優雅で素敵)

…ペアルック?(ぇ)

自前のは既製品かもしれませんが、「初恋でウキウキ!」の段階でロノアちゃんへの贈り物用にわざわざ材料を輸入&自作はかなり重い男ですね。
某プレゼントの物量がおかしいセルゲイ氏ですら、全部既製品ですよ!!
(※他にも手作りプレゼントを用意してたキャラも居ましたが、あっちは港町トトで全て材料を揃えてました)

この時点でハルさん相当入れ込んでるなーって思いながら見てたんですが、最後に衝撃発言が飛び出しましてね。

「僕を選ばなくても感謝するよ」

…嘘つくんじゃない!!!ヽ(`Д´)ノ
最上エンドを辿った方なら分かると思うんですが、これ全部浮かれてるが故の虚言ですからね!!?
まだこの段階では、自分の本質に気付いてなかったのね…少しの同情と、特大の愛おしさを感じましたよね、えぇ。

今までは本以外に興味がなかったから自分が諦めの良い人間だと勘違いしてたかも知れないけど、貴方は本当に欲しい物には異常に執着する性質よ!!私はそんなハルさんが好きですがね!!

ちょっとここに関してはいつか語りたいと思っていたので、ここに残しておきます。


「ハル・スヨンというキャラ」
シンプルに好き。私の癖の一つであるアジアンビューティな上に「他人を見下す」→「一人の女の子に夢中になって恋に溺れる男」への転落(?)っぷりが堪りませんね。

Xでも細切れに言及してたんですが、ハルさんって優秀な故に帝国時代…多分実家に居た時からある程度、周りの人間より優遇されてたと思うんですよ。優秀だからこそある程度自由にさせてもらってた的な。
別に公式で言及された訳ではないですが、ここに関しては確定じゃないかなー?って個人的には思ってます。

だから、本人が望みさえすれば「最高まではいかなくても、ほんのり幸せを感じる程度の環境の保障」はされてたと思うんですが、本人は本を読むこと以外にガチで興味が無さ過ぎて、与えられる物については多くは望まなかったと思うんですね。

でも、ロノアちゃんを通じて初恋を知って「後々はこの子を自分のものにしたい」ってウキウキしだした瞬間、ロノアちゃんの周りに色んな男が居る事を認識して、初めて自分の中の嫉妬心に気付くのが大変愛おしいですよね!

ランランスイッチに関しては「今まで何でも思い通りになってきたからこその慢心」でロノアちゃんを自由にしてた結果、他の男のお手付きになってしまた彼女を見て精神崩壊を起こすというのが何だか…今まで自分の尺度で他人を図ってたツケ+幸せになりきれないハル・スヨンというキャラの本質が見れて個人的には結構好きです。ハルさんは不憫可愛い。

最終的に精神が崩壊した上で、「ロノアちゃんに自分を刻み付ける事に執着」する様も、堕ちたキャラとして最高の萌えポイントだと思います…w
しかも、それに一種の喜びを見出しているので元の関係に「戻れない」じゃなくて「戻らない」選択をしてるのも良い!!

あと、ハルさんのもう1つの魅力は左右の色素が違うからこそのアンバランス加減ですよね。

右半身を隠すと、「黒髪+紫色の瞳」で妖艶なアジアンビューティが顔を覗かせるのに対し、左半身を隠すと「白(銀?)髪+赤い瞳」のアルビノ的な浮世離れイケメンが完成するんですよ!そして通常のツートンカラーで1人で3粒美味しい!
試したことない人は1度試して欲しい。びっくりするぐらい印象変わりますから!
色んな魅力が詰まったハルさんを今後ともよろしくお願いします(?)


「与太話」
ここからは私の妄想のお話。

ハルさん本人から改まって言及される訳じゃないんですが、一応デート会話やイベントの端々にハルさんの今までの生い立ちを垣間見るシーンがいくつか散見出来ます。
個人的におまけの歴史書9巻に表記されている「恋でも振ってこないだろうか」はハルさんという人間を体現しててとても良い…!

他人の感情に共感できなくても、感情そのものに憧れを抱いてるハルさんってのが私の中での最大の萌えポイントですね…!
手が届きそうで届かないものを「興味なさ気に観察しつつも、内心渇望してる」って良いと思いませんか…?

本編で初めてハルさんが感情を露わにするのが「自作の恋愛小説をロノアちゃんに見られたシーン」なんですが、この時からハルさんの中で「ロノアちゃんに対する興味スイッチ」が本格的に押されたんじゃないかと思ってます。
と言ってもこの時はまだ、ロノアちゃんに対してというより、自分の心を乱した対象としてロックオンした程度かなと…。

でも、平和な港町で明るくも平凡な女の子との等身大の交流で、今まで精神面が冷え切ってた孤高の存在が、人の心を取り戻していくのが最高ですね…!(最上エンドの結末からは目を逸らしつつ)

本人も言ってましたが、多分虹を見るイベントで完全にコロコロ転がり堕ちちゃったんでしょうね…ハルさん哀れ可愛い。

帝国に居た頃のハルさんは「色素異常のせいで受ける差別を含んだ視線」「兄弟からの嫉妬交じりの憎悪」「国の内戦による精神性の歪み」等々…お世辞にも幸せに過ごしてたとは言いづらい環境でしたが、だからこそ過去のハルさんは物騒だったらいいなって個人的に思ってます(ぇ)

騙し合いや暗殺が日常的な世界で、人の心を持たないハルさんが自衛のためにバンバン他人を断罪とかしてたらいいなって思ってます。
自分から首を突っ込む事は絶対しないと思いますが、妬みから常に暗殺の危機に晒されてる=結果的に邪魔者を排除するって流れで容赦ないといいなと。
あと、ひょろそうに見えて意外と戦闘力(自衛特化)が高いと尚良いです。

なので、たまに書かせてもらってるハルさん(過去)の二次創作は基本的に物騒ハルさんばかりです…w
人嫌いの人間好きって部分も地味に盛り込んでるので、見てくださった方に伝わってたら嬉しいなと思う所存!

あと、ハルさんは妬まれる機会と同じぐらいすり寄られる機会も多いと思うので、色事的な意味で色んなお姉さん(たまに綺麗なお兄さん)も送られてて、経験人数だけは地味に多いんだろうなと思ってます(ぇ)
ただ本人は乗り気じゃないので、基本マグロってるんだろうな…とか、でも本の知識である程度のテクはあるんだろうな(実践はロノアちゃんから)とか、色々妄想が膨らみますね!

それとこの間、「ハルさんはカフェデートの回数を覚えてる」っていうのと「自分が美形+色素で差別的な目で見られてるのを自覚してるが故に派手に着飾ってる」っていう妄想素材を頂いたので、近い内にまたこれをテーマに二次創作したいな…!!

(※二次創作しませんでした)