ゆるゆるタイ旅行記。

タイの古都、チェンマイに行ってきました。
初めての海外で、驚きと感動の連続。

移動時間を除き、タイで過ごしたのは実質6日と半日。
日本じゃ貧乏暇なしでシャカリキに動き回っているので、旅行くらいはと時間にゆとりを持ったプランにしたんですが、これが大正解でした。

なぜならチェンマイは活動できる時間が短いから。笑

チェンマイは本当にゆる~い場所で、お店も本当にゆるい。
その日の気分で店を開けるか決めていると言っても過言じゃない。
定休日とか関係なく休む。昨日開いていたお店が今日は休みとかザラ。
開店時間も日によってバラバラ。ほとんどの店が営業時間を表示してないし、表示してあっても信用しちゃいけない。
店じまいも基本的に早い。バーとかマッサージとか、夜に集客を見込める一部を除き大抵がサッサと閉店。
両替所すらそんな感じなので、お酒を飲まない人は昼過ぎから夜の早い時間までが実質の活動可能時間じゃないだろうか。
バスも容赦なく「店じまい」してしまうので、バスをアテにして遠くまで行くと遅い時間になればなるほど帰宅困難になります。
(私はシーズンオフの閑散期に訪れたので、繁盛期は事情が変わるかもしれません)

チェンマイは塀に囲まれた小さな市。
なので、同市内に競合他店があったら大変だろう……なんて日本の感覚で考えてしまいますが、
関係ないです。

トリートメントしに訪れた美容室が満杯だったため他の美容室を薦められたのですが、
暑い中歩き回って見つけた2店舗の両方がお休みだったので諦めました。笑
こんなの日常茶飯事です。
(勘違いしそうになるが大抵の店は廃業ではなく休業。休業している日の方が多いんじゃと思う店も有)

基本的に皆、働きたくないのです。
美容室が満杯だった時も、日本だったらなるべく客を引き留めるよう対応するところがチェンマイでは遠慮なく他店を薦められます。笑
「暑い、働きたくない。お金はほしいけど忙しいのは面倒くさい」。
本当にこんな雰囲気。

しかし意外に……と言ったらアレですが、やるとなれば割と真面目に仕事してくれます。
(海外仕様の評価ではありますが)
他のサイトでも、「他のアジア人は見てないところで手抜きする者が多いが、タイ人は意外と真面目に仕事する」と書かれていて笑ってしまいました。

「優しそうで案外自己中、自己中そうで案外優しい」。
これが私がチェンマイで感じた、タイ人の気質。