読んだ感想は、とても理性的。一部で伝えられたような偏向や作為は感じなかった。無論私自身でそれが本当に正しいのかを確認はできないので、単純にその主張に賛同はできないけれども。
要は、本当に体調不良や鼻血を患った人が大勢いたかだが、今回は加害者である国・東電と、被害者である県・市町村・住民の多くが、仮にあったとしてもそれらをなかったことにしたいという点で利害が一致してしまっている点。それ故被害が事実だとしても立証は相当大変になるだろう。
そういう意味で、作者の雁屋哲氏の勇気は讃えたいし、私のここまでの印象は、雁屋氏に軍配。
どうか関係者が、感情論や目先の損得にとらわれず、理性的に、科学的な根拠に立脚して、不都合な事実も直視し、この国の未来のため、真実を伝えてくれることを願う。