【生きる智慧】
一つの技を極めることは理想ではある。
しかし技を知らないより知っていた方が良い。
何故なら自分がその技を使いこなせなくても、自分が教えた他の選手が使いこなせるようになるかもしれない。
何より技を知っていることで、試合で仕掛けられた時に防御などの反応が出来たりなどにもつながる。
学生の頃のレスリングの練習の中に
『技研』
というものがあった。
いわゆる『技の研究』の時間である。
とうじは練習の中でも一番好きな練習であり、今も柔術の稽古の中にも取り入れいる。
何故好きかというと、技研が唯一のハードな練習ではなかったから(苦笑)
今はテーマになる技についての理解を深める時間になるから、技研は昔とは違う意味で好きである(笑)
技研は自分の知っているものであれば、より細かいところを知り深めていき、知らないのであれば、新しいことを身につけていく時間となる。
技の理解によって、技への認識が変わり、認識により自分の動きの一部と変容していく。
技を知り深めることで、自分の取り扱いもまた変わってくる。
人生もきっと同じで、今知り得ていることを深めることで、人生で自分をどう扱うかの幅も広がる気がする。
だからこそ、自分の知り得ていることを深めて『知恵』
に変えて、更に深めて
『生きる智慧』
として身につけらると人生豊かかなと思う(^-^)
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