【技術が恐怖を克服する!】
1993年11月12日アメリカコラルド州デンバーで、第一回アルティメット大会(何でも有り)が開催された。
当時の第一回アルティメット大会では
・目潰し
・金的攻撃
・噛みつき
以外は何でも有りの試合であり、どんな格闘技が有利であり強くて、どの格闘家が勝つのかがとても話題となった。
その時優勝した選手がグレイシー柔術のホイスグレイシーであった。
この日を皮切りに日本をはじめとして、各国で総合格闘技が広がり出してきた。
日本総合格闘技の老舗である修斗(シューティング)も、後に何でも有りに近いフリースタイルルールを採用され、現在へと引き継がれている。
何でも有りが日本に浸透する前の、修斗ルールと今のルールの大きな違い…
それは
『グランドパンチ』別名『パウンド』
の導入だった。
昔からグランド〜寝技においての打撃はとても危険とされ、昔のルールでは反則とされてきた。
何故ならグランドパンチを行なったら死人が多発するだろうと、本当にそう思われてきたし、試合もグランドの攻防が純粋に面白くなくなるとも思われてきた。
確かに昔のルールはルールで素晴らしく、現在のアマチュアルールとしての基盤になっている。
これは本当にあった笑える話。
ある意味タブー話(笑)
グランドパンチ禁止のルールの頃、倒されて寝技の展開になり抑え込まれて腕を極められそうになった。
とっさに腕を極められないように、両腕を背中にまわして腰あたりで手を組んでレフリーが仕切り直しをさせるまで頑張っていた試合があった。
百歩引いて、当時のルールならルールとして技術としては成立するかもしれない。
だけどお客さんから観たら寝技が出来ないことを見せている感じだし、興行としてはお粗末な試合になってしまうね(苦笑)
グランドパンチがあったら、絶対有り得ない技術である。
しかしグレイシー柔術〜ブラジリアン柔術が日本に広がり出してくると、寝技の技術が高くなり、グランドパンチも単純に危険とは見なされなくなってきた。
もちろん当時から囁かれていた死人の多発はしていない。
そう…昔は知らない・技術がないから、単純に危険と見なされていただけで、グランドパンチが導入されたことで、寝技になった時の展開に止まることが少なくなり、選手の試合展開も動きが出てきたし、お客さんからも試合に動きがあるのは大きい。
格闘技の試合と別なことでも、何でもかんでも危ないからさせないという風潮が、今の世の中にあるように感じる。
もちろん安全の確保は必須だけど、危ないと一線引いてやらせないのと、技術をしっかり学び実践させてやらせていくのも大切かと思う。
やらないと体験もしないし、何より身につかない。
護身術も暴漢者から身を守る以外に、世の中に起き得るすべての危険から身を守る護身技術が必要な世の中かもしれない。
グランドパンチ〜パウンドが導入されたことで、総合格闘技も世界観が変わったように、自分達の日常生活もパウンドの導入された認識みたいに、日常生活への認識変えをする時に来ている。
だからこそどんなことがあっても、日常生活をより良く生きれる技術そして在り方が問われている。
そして技術があれば、人は恐怖を克服出来る!
全局面護身術の時代だ(*≧∀≦*)
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