【シンプルに】
人生シンプルで楽に生きれたらと大半の人達は思っているかもしれない。
しかしシンプルどころか人間は絶え間なく思考し続けているからか、感情を織り交ぜて複雑に考えたり、今までの経験から意味づけをすることで思い込みをつくり、問題の焦点からズレた答えを出して負を巡って迷ってしまう。
負のスパイラルを断ち切り、シンプルに答えを見出すために、過去たくさんの聖勇聖者が出現してたくさんの数々の遺産というべきものが残された。
残された遺産がやがて宗教となり、哲学となって今日まで語り継がれて来て、今日では成功法則などの本が出回りセミナーはたくさんあるが、それでも人は今なお迷っているように見える。
では何故迷っていくのか？
これは格闘技で見ていくと、すべての人達が格闘技の世界でそれなりに成績が残せるわけではないのに似ている。
まずすべての人達が格闘技を選択するわけでなく、人口全体から見たら一部の人間しかいない関わっていない。
一部に入り格闘技を志したとしても、日々の生活の中で継続して練習が出来るとは限らず、志半ばで離れていく人達もいる。
一部一握りの人達がそれぞれの情熱を持ち、素直に練習を継続して技術習得、そして試合へと結んで成績をおさめる。
あとは繰り返し自分を高めていく。
もしかしたら全体から見たら5%未満の人達が格闘技の辛さも喜びもする。
結果格闘技においての迷いはない。
そう…多くの人達は人生を紐解く方法を知らない、知ったとしても自分の人生に活かさないか活かせないでいる。
人生も活かせる人達は一握り。
根本はシンプルだけど、シンプル過ぎて活かせないから、次から次へと新しいもののように解説が出て来てくる。
親鸞さんが言ってたようだけど、そうは出来ないその人の【業(カルマ】もあるのかな。
いずれにしてもこの世の中難しいことはなく、意外とシンプルに学び、シンプルに実行するだけなのかもしれないね。
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