【未来想定】
高校時代からレスリングを始めた。
自分がいた高校は当時それなりにレスリングが強い学校で、団体戦なら県ではいつも優勝していてNo.1であり、関東地区ならベスト4に入り、全国ならベスト8に入っていた。
高校レスリングの大きな大会は全国総体と国体とある。
特に全国総体で優勝するのはどの学校も目指していることであり、価値があるものであった。
高校野球であるなら、夏の甲子園で優勝することと同じ意味がある。
当時東北地方のとあるK高校がグンを抜いて強くて、3年連続総体を制していた。
高校卒業後に知ったことたが、K高校が総体を制するべくして制する練習をしていたことがわかった。
どこの学校もそれなりに厳しい練習に耐え抜いてきているが、K高校は総体を制するためだけの練習をしていた。
どんな練習をしていたか。
全国総体は夏休みの時期に行われるので、試合会場はとても汗が止まらないくらい蒸し暑くなっている。
レスリングはレスリングタイツで試合だからほぼ裸と同じであり、夏場は汗でツルツル滑って相手と組みづらい。
K高校は夏場に想定した練習をしていた。
学校の練習室内は外気が入らないよう締め切り、大きなジェットヒーターをたいて室温を上げた夏場の気温に見立てた環境つくっていた。
また汗で滑ることを想定して、技もシンプルで立ち技ならガッチリホールドする両足タックル・足首に飛び込む片足タックル、寝技ならローリングという技だけに限定していた。
また更に技よりもスタミナ重視で、夏場は暑さで減量をしていると尚更体力が消耗しやすくなるため、暑さにバテないスタミナづくりがメインだった。
実際に試合では明らかにスタミナで圧倒していたところがあり、総体に適したものを身につけていた。
ある意味そこまで未来想定しての練習をしていたかというと、大抵の学校はしていないと思う。
人生もそうで目的に応じた未来に向かってのやり方や生き方をして自分を活かしているかというと、ほとんどの人達は生きて自分を活かして
いないと思う。
未来のこうする想定で練習するときっと工夫して楽しくなるし、人生もシンプルになり、常に創意工夫で視界が広がるように思える。
未来志向!未来想定!未来創意工夫!
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