【ボトムコントロールポジション】
最近のブラジリアン柔術では『ガードポジション』と呼ばれ方が主流になっているが、かつて柔術が日本で流行り出した頃は【ボトムコントロールポジション】と言われていた。
ボトムコントロールのボトムとは下部・底を意味していて、そこにコントロールをつけると下から操作すると言える。
ボトムコントロールポジションは下から操作する位置・配置もしくは技術かな。
ブラジリアン柔術は護身術の要素も強く、護身術の技術もいろいろある。
仮に暴漢者に襲われ自分が倒れて下になった場合、きっと恐怖で襲われたことも合わせてパニックになるかもしれない。
何故より恐怖になるかと言えば、通常で考えた場合、不利な体制でしかないと人は長い歴史の中で刻まれた本能みたいなものがある。
もし下になっても上下入れ替わる心得と技術があったなら、パニックも半分以下になるかもしれない。
柔術ルールは下の選手が上になる選手をひっくり返し上下入れ替わると、スィープと言って2ポイント取れる。
逆に上の選手が下の選手を完全に抑え込めたら、パスガードと言って3ポイント取れる。
このポイント差を見た時、上下入れ替える下の選手より上の選手が下の選手を完全に抑える方が難しいことをあらわしている。
そう。
ブラジリアン柔術には下になってからの攻防技術がたくさんあり、この技術がボトムコントロールポジションと呼ばれる由縁にもなっている。
ガードポジションは守りの意味合いが大きいけど、ガードして守りつつ意図的に下から操作する技術を強くあらわして、ボトムコントロールポジションと表現されている。
今は柔術の技術がたくさん学べるから当たり前になっていることが、下からの技術があまり認識されていなかった時は、まるでマジックを見るような感じで柔術選手に上下入れ替えられ負けていた。
格闘技のみならず、今まで意識していなかったことを意識して技術体系したことを身につけたら、今の自分をより良くコントロール出来る。
今まで不利と思っていたことも認識が出来て技術を施せば、不利ではなくなり有利にすらなってくる。
そして人生であれば日常の恐怖も不安も半減するかもしれない。
ボトムコントロールポジションの概念をみんなにも知ってもらいたいと願う(o^^o)
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