善は急げで翌月6月に札幌でお話会の開催があったので、次の日に見学に行こうと師範に電話して稽古見学が決まりました。
稽古見学に行った詳細はまた後日として、一言で感想を言うならば『日本古武道はすごい!』です。
師範は私のようなものでも親切に色々お話くださいました。
師範のお話の中に大東亜戦争~第二次大戦後のGHQ政策により、『道』のつくもの~神道をはじめ武道や茶道や華道や書道に至るまで弾圧とも言える廃止そして壊されてきたそうです。
師範のこのお話と合わせて、日本の真の復興に繋がらないように弱体化させる占領政策が始まり、3S政策が導入されてきたのでした。
武道界では柔道や剣道は制約をつけられたスポーツとして認められてきたようです。
日本人が日本の伝統文化を失うという事は、日本のアイデンティティーを日本人が失うことです。
古武道の失われつつあった時代に師範は古武道の幾つかの流派の免許皆伝を受けて継承された人生を歩んでこられていました。
師範のような方がいたからこそ私達は真にアイデンティティーを失わずにいるように思いました。
日本も戦後とは違う乱世に入っているような今日だからこそ、武道が持つ真理的生き方がブレないものを私も身につけたいです。