HB-N1は入門機?最終機? | 大佐のブログ

HB-N1は入門機?最終機?

東京インターナショナルオーディオショウ2018へ行ってきました。

今年と来年はオリンピックの影響で日程が遅くなり出展する側は東京から始まって週末のイベントが1ヶ月続くようで大変なようです。

11月20日発売になったkisoAcoustic  HB-N1
 HB-1と同じウーハーを使いツイターはホーンツイターからリングラジエーターツイターに変更
ネットワークもクロスが4Kに変わってます。

仕上げをマット仕上げにしたこと
バッフルのサイド加工しないフラットにすることでコストを抑えたと聞いてます。

使用するマホガニーは上位機種のHB-1 HB-X1 HB-G1と同じ木材をしてることはKisoの原さんの拘りなのでしょう。


私は事前にN1をスペックのアンプで聴いています。  その時の印象はHB-1よりもN1は鳴らしやすくなってると思いました。
今回はエレクトリ扱いのパスを使ってましたが、正直もっと価格の安い他のアンプで鳴らしたほうがインパクトが有ると思います。
TIASの場合参加するメーカーの製品を使うのが規定にあるらしいのでエレクトリから借りたようです。
パスが悪いということでなくもっと安いATCのセパレートならばセットで80万ぐらいですからと言う意味です。


真四角のこの部屋は鳴らしにくいと思いますがかなりいい感じで音楽を感じさせてくれる音を鳴らしていました。

kisoAcoustic  HB-N1もやはりサイズを超えたスケールで音楽を鳴らすスピーカーでした。
Kisoの製品は万人向けではないと思います。
オーディオ的な快感を求めるか?
好きな音楽の世界観を求めるか?

Kisoの製品は鳴らせば鳴らすほど魅力的な響きを学んで身につける不思議な楽器です。

HB-1よりも鳴らしやすく仕上げられてますが
kisoAcoustic  HB-N1は音楽再生の入門機であると言えるだろう。