流 水基本的に体の中心は失意にあったが、川はやはり流れていた 水たちの当たり前のしぐさを眺めて、私はいつものコースを歩いた 草は草村になり、やがて草の都市が出来上がる そしてモスラやガメラ、ついでに始祖鳥も飛び始める ジャングルであり、都市の形成だ そして私はただの視力の衰えた眼球を二つそこに置く 川の水は皆で石を滑り、落下し、泡ぶくを発し、ぐだ捲いている そして誰かが一抜けたと、楚々と別の流れに身を任せる ときに溜まりで瞑想したり。 ときおり、カワガラスがびびっと水面をはねる