文学から見る満州 五族協和の夢と現実 川村湊著 | 寅月

寅月

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■敗残の国民である日本人が
その使い道をいぶかしむボロギレ ボロ屑。
■見聞きしていた「五族」間の持てる者持たざる者との大きな不平等があり その格差に対しての怨恨やら嫉妬やら羨望やら不満が漲っていたと思われる。 178頁

■満州国が滅びた直後に 塩 酒、砂糖 タバコなどや
穀物 油、加工食品などの食料 衣料 医薬品 時計や靴や毛布やらといった 生活物資のの大量放出があり
関東軍 満鉄 満州国の国家機関などに大量の隠匿物質があった事




ポンヨミの母ちゃんとその夫は 
共産党、保衛団(中国人地主の傭兵 しばしば無頼集団化した) 馬賊団(中国人の盗賊) 自衛団(共産主義勢力からの自衛を目的とした朝鮮人組織、実質的には朝鮮人農民に金品を強要する暴力集団)などの集団から
かわるがわる被害を受ける惨めな朝鮮人移民だった。 略
被抑圧民族の女という二重三重の抑圧構造があることを  127頁


◆◇BSで韓国ドラマが沢山 放送されてるけど
敵役然としてない登場人物の醸す空気の出所って 文化だったのかも
臭いとして感じる違和感 

日本のそれ(匂い)って 自覚できんのやろうね
どっかに行けば解るのかも