自分の側の座席を掌で叩きながら「ママここにいらっしゃい」
すると乗客の中から赤ん坊を抱いた若い娘が・・明らかに母親が娘をママと呼んだのである。
老婦人は相手(娘)を直接自分の立場から言語的に捉える事をせず、孫の立場に自分を同調したのである。
170頁
■
『パパが』 『ママが』と互いを呼ぶ夫婦、『親子』の関係は変化が起こりえない。
夫と妻の関係は安定的とは言えない。
■ 対象同化の心的構造
自分を相手に同調させ相手の気持ちになること
相手の腹を読み 気持ちを忖度 「他人の疝気を気に病む」
つい 自己を相手に投影し、相手に依存する。
そして相手ももまたこちらに同調してくれることを期待する。
相手が固定できないうちは、自分の意見なり主張なりを確立するのが不得手
203頁
鈴木孝夫著 ことばと文化
インドヨーロッパ語族の「あなた」「わたくし」が同一の源に遡る・
ego tu I you
日本語の場合 目まぐるしく交替している。
新しく代名詞として使われる言葉はもともと具体的な意味を持っていた実質詞からの転用
「僕」徳川期 漢文に用いられた文章語 自分を卑下する言葉
「てまえ」「きさま」は元来相手を敬う言葉だったが、
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
電車のなかの母子に、
「ママ(お母さん)は、・・ 」と語りかけられる(と認識する)乗客じゃなくなってるのかも
その母親が「ママはね・・ 」と口にするを聞いたら
ハッと気づくんだろうか
母親が周囲を見て
「パパたちが・・」って 思えたら 関係性が醸されるのかな
自殺者の多い特殊状況にある日本だから
在りし日とはちがうんかも
日本には年間15万人ほどの変死者がいてWHOではその半分を自殺者としてカウントするので、公表すべき自殺者数は本当は11万人ということで、これは実に ... でももし15