美術工芸品として  | 寅月

寅月

(^O^)/

 R氏は中国の大刀ー俗にいう青竜刀と日本刀との比較をしておられる。
日本刀はかってずいぶん中国に輸出された。
しかしそれらはほとんど姿を消した。
yun No.3297 日本刀
              中略


しかし事実は、日本刀は非常に消耗が早く、実際の戦闘では。一回使えばほぼ廃品になってしまうものであって、
その最
弱点は、特にその柄である。
 日本に多くの日本刀が残っていたのは、結局徳川期以降これを戦場の兵器として使用することなく単に武士の身分を示す一種の儀礼杖となっていたからにすぎず、実戦に使われ続けていたならいわばもっと実用品としての改良がなされた筈だと言われる。

 そういった改良は皆無で、ただひたすら「美術工芸品としての完成に向かっていったのは 青貝散らしの火縄銃と同じ行き方であったろうと
柳葉刀 一方中国の大刀(青竜刀)は、
その湾曲度は刃物として最も合理的で、かつ幅広で肉うすに作られ、従って最も鋭利でかつ折れず曲がらずさらに先端に重みかかるように設計されている
柄は刀身と別ではなく,ただここを
円筒形の握りにかえてあるだけで、一単体の刀身という構造になっている。

83頁 
私の中の日本軍・《下》 山本七平

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青竜刀(柳葉刀)がそんなに良い物とは思いませんでした。
日本刀が残らなかったのは、『鉄を包むやり方の簡便な数打ちが輸出された』からなんじゃないかと・・・
小説に読んでいたもんで (^o^;)。
虚構で足らしてしまうくちです。

 柄の弱点を放置したままだったのは、戦争がなくなったからなんでしょうし 
敗戦を経験した今だって 放置したり意味のない備品を並べたりもするんでないかしら
 防ぎ得るというより起こらないと感じている空気を受けて・・


● 『儀礼杖
ショッキングな物言いです。
文中にあった 成瀬関次を検索して さらに驚きました。
           


                     ゚・:,。゚・:,。★゚bg:,。゚・:,。☆






 回転する円形機械包丁が切る円匙
同じだけ鋭利でまっすぐな刃物で、肉塊に上から打撃を加えた場合 
おそらく 十倍も 二十倍も力らを加えても 同じようには 切れないだろう。

 竹刀で叩くという事と刃物で切るという事は全く別のことであって、あらゆる面で、この場合は両者は関係がない。第一、道場で竹刀で行う剣道は一種のスポーツであっても、戦闘に直接に関係する近代戦の戦闘技術ではない。97頁



中国の大刀より更に徹底的に湾曲したもの、
すなわち砲車についている円匙が、白兵戦では最も使いよい武器である事は、あくまで事実だからである。
92頁




平治元年(1159年)八月二日 
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   平安末期の刀は、随分と反ってるみたい。


■示現流の立木打ちも 
 打って断つ剛力の必要から生じる鍛錬なのかな
 戦力とか量を考えると不経済な技法ですね


近代に比べて利器としての必要量が少なかったのかも