冥界の女王の配偶神 『ネルガル』 ~古代メソポタミア~ | 寅月

寅月

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 そもそも北バビロニア クタの都市神であったが、

前3千年紀末のシュメール語の『ウルナンムの死』に冥界神として登場する。

とくに 前2千年紀以降、冥界神として、破壊をもたらす戦いの神、人や家畜に熱病や疾病をもたらす災厄神として広く怖れられた。



Τορατσουκι-材木が不足する土地柄








 ネルガルは火星と同一視される。 火星の光が弱ければ吉兆 強ければ凶兆

火星が暗ければ困窮を味わった人々は豊かに食し 国内は平和になり 収穫も順調 家畜も順調





Τορατσουκι 火星は地球の公転半径(約1億5000万km)の約1.5倍外側を公転 
 地球に近いので、見かけの大きさがかなり変化します。

公転周期は地球の約365日に対して、火星は約687日

途中で地球は火星を追いこすので、途中で天球上を逆行して見えます。



 火星の歪んだ楕円軌道のために接近する距離がその年により変わります。Τορατσουκι-yun_1151

大接近のときには6000万km、小接近のときには1億kmも離れることになります。

 2003年8月27日 視直径 25.11秒   地球からの距離  5576万km

2003年 8月29日 - フランス全土の記録的な猛暑による死者が11000人以上と発表される。



Τορατσουκι-金星
●シュメール時代にイナンナと呼ばれたイシュタル

                  愛の女神 戦いの女神 

           メソポタミアの神々の中で最も広範に崇拝された。


                 彼女は特定の配偶男神を持たない。

         神殿はアシンヌと呼ばれる女装の青年が仕えた。


西方に伝わりアフロディーテと同一化 その性格はヴィーナスに引き継がれる。


   月本昭男監修 ネソポタミア文明の光芒




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火星占いが信じられるほどに凶事に不足しない時代だっただわね。

 ・д・)/--=≡(((卍

日本の自殺者数は、1997年の2万4391人から、1998年には3万2863人へと急増し、高止まりした状態が続いています。 『常態だから凶事としての説明も必要としない』ってのも凄い(((゜д゜;)))