原題: S1m0ne 脚本 監督 アンドリュー・ニコル
配役
映画監督ヴィクター・タランスキー アル・パチーノ 菅生隆之
元妻・ 映画プロデューサーエレイン キャサリン・キーナー 唐沢潤
コンピューター・エンジニアハンク・アレノ イライアス・コティーズ
女優創造PCソフト製のシモーヌ レイチェル・ロバーツ 日野由利加 女優ニコラ・アンダースウィノナ・ライダー朴璐美
━─━─━─━─━─物語
ニコラ】問題は役の大きさじゃない。
このスタジオで一番大きいトレーラーを用意する筈じゃなかった?
集客力のある女優に去られヴィクターの映画制作は頓挫、
破産の際へと追いやられたが ハンクアレイに貰った女優創造PCソフトを用いて映画を完成させる。
*
全ての名女優 名場面を移行することができる機能で作られた“女優” シモーヌをキャスティングするヴィクターの映画は全世界を席巻した。
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シモーヌが存在する背景としか看做されていなかった。
![Τορατσουκι-立証不可で](https://stat.ameba.jp/user_images/20130520/11/toratsuki/b2/ef/j/t02200095_0578024912545640568.jpg?caw=800)
ヴィクターは、女優創造PCソフトを捨て、シモーヌは急死したと発表する。
殺人容疑がかけられてしまう。
事実を述べるも・・
![Τορατσουκι-娘・レイニー エヴァン・レイチェル・ウッド](https://stat.ameba.jp/user_images/20130520/11/toratsuki/b3/80/j/t02200095_0578024912545649788.jpg?caw=800)
シモーヌの生存が発信され ヴィクターの容疑は晴れた。
![Τορατσουκι](https://stat.ameba.jp/user_images/20130520/11/toratsuki/a2/8a/j/t02200191_0566049212545642888.jpg?caw=800)
ビクターはエレインと復縁し
![Τορατσουκι](https://stat.ameba.jp/user_images/20130520/11/toratsuki/c0/00/j/t02200096_0578025212545642889.jpg?caw=800)
家族三人でシモーヌのマネージメントをする事になった。
メデタシメデタシ
end
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全ての登場人物が 愛らしく描かれ 愉快でした。
![Τορατσουκι-yun_3705](https://stat.ameba.jp/user_images/b5/a0/10030572696_s.jpg?caw=800)
ヴィクターの振る舞いに
貴族を顧客としなくなった時代の画家が 大衆≒自分として 作品つくりの基準を自分に定めて芸術云々・・て文章を思い出しました。
監督としての感受性に秀で 演技を見極める能力がありながら
腫瘍で来週まで命がもたないというハンクを追い払ってしまうヴィクターだった。
自分が生きる現実で状況を認識できるわけじゃないだよね。
そんでもって シモーヌを用いてた発表作にも拘泥し始める。
自分が作品の為の通路として機能する事を拒否するようになっていた。