一拍子の太刀 演出:佐藤峰世
征夷大将軍足利義尹:本田博太郎
管領 細川高国:安田顕 大内義興:吉見一豊 大内義興の家老平賀丹後守:風間杜夫
南永:ダンテ・カーヴァー
奥津源三郎:榎木孝明
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北条早雲の成功の原因は、戦争のうまかった事にもあるかもしれぬが、主として政治が良かった事にあるといわれている。特に政道に私なく、租税を軽減したということが、民衆の人気を得たゆえんであろう。 その具体的な現われは小田原の城下町の繁盛であった。それは京都の盛り場よりも繁華であったといわれているが、戦乱続きの当時の状況を考えると実際にそうであったかもしれない。
埋もれた日本 和辻哲郎
京都では、勢力の片側に組する事になってしまっていた。
戦場で大将首を取り 足利義尹、手づからの恩賞も受ける。
武芸者としてのみならず 戦働きでも名を上げた新右衛門は、
大内家に家臣として望まれ 細川家には、除くべき障壁と見做されてしまう。
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細川と大内が名を競う為の御前試合が催される事となった。
細川家の出した武芸者は 両端に刃のついた薙刀を得物とする南永という男。
新右衛門は彼の技を見、敵し難いと考える。
その日
生存を思わず無心で間合いをつめる新右衛門・
南永の初太刀をいなした一挙動のままに 斬り下げる。
南永は 圏を作る間もなく仆れた。
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■ 中条流との果し合いで、南永は負けを認めた相手も切り捨てた。
新右衛門は武芸者らしくない振る舞いと断じているが、
南蛮異人でもあり 後ろ盾を持たない南永には必要な事柄だったかもしれない。
―大野秀孝の一門の者は、遺恨をもって、新右衛門を襲っている。
■殺人を好む者ではないが、
地位や名誉、金銀を得る為の手段ではなく、己が命を懸けて人斬りの技を振るうという塚原新右衛門。
女子供は勿論、治世の為に武力を用いる武将とも異質な心でしょう。
細川高国が憎むのもわかる気がします。
● 御前試合の新右衛門の振る舞いを頷く興津現三郎が、カッコ良かったです。演じる榎木孝明さんは薩摩示現流を修めてるらしい。
そういった迫力が場面に現れるものなのかもしれない。
一年後、町ですれ違う新右衛門を呼び止めるその態度も慇懃。
今迄の武芸者は 猛々しい一方だったのに、新右衛門と同じかそれ以上に柔和な笑顔の奥津現三郎・・
第五話に新右衛門の剣豪ドラマとしてのピークを迎えるんじゃないでしょうか
そんな期待が膨らみます。
( ̄□ ̄;)。



