霧に棲む悪魔 第56話 | 寅月

寅月

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 事故現場から遺体があがり、身に着けていた指輪から龍村陽一とされた。
Τορατσουκι-龍村陽一の死を伝える会見

未亡人となった龍村依子が一切を引き継ぐことになった。



Τορατσουκι-宮下】もし圭以さんが生きていれば
ロータスで寛ぐ依子に 宮下は言う。

宮下】 と言うのも ほら 先日龍村家の屋敷であったあの娘、圭以さんによく似た・・
    彼女似てるどころか、正真正銘の龍村圭以だって噂があるそうじゃないですか -喜色も露わ-

                  




               玄洋も依子に電話をかけてくる。
Τορατσουκι-どうあがいても貴様に勝ち目はない 玄洋】こちらには 例のメモリーがある。
あれを表沙汰にされたくなければ 相続からは手を引くことだ
どうあがいても貴様には 勝ち目がない。







             龍村圭以もやって来た。

Τορατσουκι-圭以】貴方の罪を問う事もしない ファームを返していただきたいんです。

ファームさへ返していただければ、

龍村圭以は死んだものとして、私は安原霧子として生きていきます。

貴方の罪を問う事もしない。

そうお約束します。


それでも返していただけないなら 

.私は .自分が龍村圭以だと名乗り出るしかありません


圭以は銀の指輪をテーブルに置いた。

それは、あの日 陽一が圭以の指から抜き取ったものだった。


依子の驚く顔を見て圭以

圭以】あの人は、生きているのではありませんか?
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◆◇◆◇◆◇
Τορατσουκι-龍村当主が守るべきを

陽一が生存する可能性を思いながら、弓月の愛を受け入れている圭以だった。


 龍村ファームの存続を懇願する克次、
龍の眠る丘を人手に渡してはならないと言っていた父・・

晴香のこともそう

受けてきた事にたいして、果たすべき責任があった。


 弓月との新生活を歩みだす前に、片づけておかなければならない必要最小限である。

よって、交渉は必要なかった。

掛け値ない要求を突き付けるだけである。


Τορατσουκι-晴香】でもなぜ私に?

罠を疑いながら影山と対峙しなきゃいけない晴香とは、えらい違いだ。


玄洋の持つ証拠があれば、

龍村圭以であることの証が立つという影山


玄洋から奪う為に晴香を利用しようとしているだけで、それを晴香達に活用させるつもりは サラサラ無いよね(`∀´)


本来他人事である筈の人間の方が必死