霧に棲む悪魔 第30話 | 寅月

寅月

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Τορατσουκι-時期を見て始末する あの女のように・・






 玄洋が盗聴器を仕掛けていたことに動転する陽一に、依子は静観の必要を説く。

影山は、その続きを言う。

「時期を見て始末する あの女のように・・」

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 龍村家の弁護士として木島が、関係者を呼び集める。

龍村陽一、龍村麻里(養子縁組以前の名は平木麻里) 日浦晴香が座る。



圭以の遺言書が開示され、

龍村ファームの土地建物が日浦晴香に相続されることが説明された。

Τορατσουκι-相続にはマイナスの相続もある


そこへ 依子がやってくる。

債権者としてだった。

龍村ファームが、陽一に用立てた10億円の担保になっていた。

晴香に相続させる遺言書を作る為に唐木田が用意した書類が流用されたらしい。





***


 弓月は安原霧子をさがして病院をめぐるが見つからない。

安原浅子に尋ねようとしたが 寺に安原浅子の存在は無かった。

・・此処でも きさらぎ病院分室と同様の虚構に嵌められていた。

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 「圭以にあんなことまでするつもりはなかった。」陽一は依子たちに繰り言をする。

どうやら陽一には悪党としての覚悟がないらしい。

霧子を監禁する大がかりも、依子らから見れば無駄に違いあるまい。

思えば アラブ商人にも手玉に取られてる。

400億を得る為に麻里を引き入れるのも拙速っぽい。


怪しい不可解な相続劇の渦中にいるんだから

故人の愛した龍村ファームを護る姿勢を世間に示すのも手だと思うんだけど 

どうなんだろう?

10億。

アラブ商人の支払いは遅延ではなく回収不能になってるのだろうか?


殺人すら禁忌でないらしい影山仁

イメージ駄々下がり。

以前は依子を利用してる雰囲気もあったのに 

30話では 依子の靴底みたいな存在感・・


 陽一、深そうだったのに圭以と結婚してからは浅墓な男に描かれてる。

影山の表情にも凄みがない。

内面を窺わせない意志じゃなく、無内容を表現してるように見え始めてます。


悪人でカッコ良さを持ってるのが依子と玄洋だけになっちゃった。

麻里には もうしばらく期待が持てそうです。