ホンにその通り(´∀`) どうしたことか、 この恋煩いに限っては、傍のものは、あはあは、笑って見殺しにいたします。 「しかし何ですよ、 女は、自分の惚れた男が、別嬪の女房を持ってると、焼妬くらしいようですがね。 男は反対です、」と聊か論ずる口吻。 「ははぁ」 「男はそうではない。惚れてる婦人が 小野小町花、大江千里月という、対句通りになると安心します。 春昼 泉鏡花