馬関戦争時 帰朝した井上聞多と座敷牢の高杉晋作
聞多】政府員も一般も 強がりばかり言うて、おらをいくじなしじゃの、異国に心を売り渡した変節漢じゃの、英国に買われた売国奴じゃのと言うちょる。
しみじみ愛想がつきた。
戦ってから、やつらがどう変わるか、おれは見ていてやる。
晋作】 おんしの気持ちはよくわかる。やるところまでやらせるさ。とことんまでやって大負けに負けたら皆気がつく。大死一番絶後に蘇るというやつじゃ。鉄火の中で鍛えなおすのじゃ。ええ機会じゃよ。そうなったらおら共の出番じゃ
攘夷を掲げて大暴れ 時と人を失わせた連中だ。
因果は巡るね。