朝起きるとシトシト雨。
天気予報を眺め行けると。
グランドでは、保護者の皆さんがすでに水抜きをしてくださっています。
しかしながら、選手たちの手は進まない。
何をしていいかわからない様子。
それでも、選手たちの動きを見守る。
キャプテンゆうとに、声をかけ、スポンジにバケツを用意するよう促す。
水抜きは、やってもやっても終わらない、ような気がします。
でも、地道にやるしかない。
入ったばかりの選手には、何をしているのか理解できないらしい。
それにつられて、手が動かない。
やって見せるしかない。
そうこうしているうちに、乙房さんが到着。
監督さんとお話しながら、また、様子を伺う。
試合時間は近づきながら、試合準備にももたつく。
キャプテンだけが状況を把握し、焦るキャプテン。
それでも試合モードに入れない。
我慢もここまで。
6年生五人を呼び、「キャプテン1人じゃチームは動かないやろ。何をしてる。君たちにチームじゃないか」と話をしました。
ゲームでも、同じ。
キャプテンだけが焦って、空回りして悪い方に動く。
そんな、キャプテンの荷物を他の6年生にも分けてあげることにしました。
ゲームでは、6年生が指示を出し、また、発憤してくれました。
改めてチームは1人では動けないことを実感。
グランドコンディションが悪い中、気持ちのこもったプレーが続出。
少し軽くなったキャプテンゆうとは、左中間に痛烈な当たりから、守備位置を見て、迷わず二塁へ。
ギリギリの走塁でしたが、わずかに足の方が早くセーフ。
チームを目覚めさせる今日1番のプレーでした。
チームが変わりつつあります。
選手たちの目つきが変わってきました。
やればできる。
自分を信じて。
仲間を信じて。