阪神のスカウトが高評価し、ドラフト一位候補の大阪桐蔭・前田悠伍投手が、センバツに登板しました。
14個もの三振を奪い、完投勝利。14個は、凄いと思います。
見事にチームの初戦勝利を導きました。
敦賀気比高校も、非常に完成度の高いチームでした。
それを凌駕する投球だと言うことです。
ストレートの速さがもう一つでしたが、コントロールも良く、投球リズムとコンビネーションで、敦賀気比打線を翻弄しました。
まだ春の段階です。身体も、春の時点での高校生です。これから伸びていく可能性はあるでしょう。
球速に関しては、あまり気にしないほうが良いと思います。要するにキレがあるかどうか。ここですよ、プロで通用するかしないか。
ただ速いだけでは通用しないんです。打者に体感スピードを感じさせるストレートがあるかどうか。
その意味では、前田投手は良いと思います。ギアを上げたときのストレートで三振を奪っていました。
高校野球とはいえ、14個も、三振を奪うのは大したものです。
まだ、この初戦の投球では判断できませんが、やはり注目投手というのは、間違いないでしょう。