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近年、再開発が進んで、一気に人気タウンと化した「武蔵小杉」。

億はするタワーマンションが立ち並んだり、大型のショッピングモールができたり…など、その成長は目を見張るものがある。

だが、もともと住んでいた地元の人たちにとっては、必ずしも喜べることではないようだ。しらべぇ取材班は、武蔵小杉で生まれ育った人たちに話を聞いた。

 

①お金持ちの住民が増え、高級志向なお店ばかりに…

「昔は武蔵小杉って、庶民的な街だったんです。商店街があって、安い八百屋や肉屋があって…というような感じで、食材で『高い』と思ったことはなかった。

 

でも再開発が進んで、大きなタワマンに引っ越してきたのは富裕層。当然、高級なものでも売れるわけで、ショッピングモール内のスーパーは高いものばかり。

 

古くからある安いお店は流れにのれずに閉店するし、また土地の価値などが上がったこともあり、近隣のスーパーも心なしか高くなった気がするし…。

 

私は40分歩いて隣駅の元住吉のスーパーまでわざわざ買いにいっていますね。普通の街がいきなり港区になったというか…地元民にとってはこの物価上昇はキツいです」(女性・36歳)

 

②遊びにくる人が増え、ちょっとした移動が不便に…

「武蔵小杉は電車が便利なので、再開発前から人は多かったです。でも今はもう異常なほど増えてしまい、休日や通りによっては渋谷並の人混みになることも。

 

ショッピングモール付近では、警備の人が歩行者誘導をしないといけないくらい人が多くなっているし、のどかさとは無縁になっていますね。

 

昔は自転車でもサーっといけた場所でも、今は人が多くてすんなり通れなくなっているので、地元民からするとちょっとした移動もすごく不便。

 

遊びに行くなら人混みも耐えられますが、住むのは人混みなんてないところがいい。住んでいると常々『こんなに人を増やしやがって!』とイラッとします」(男性・26歳)

 

▪️住みたい街に憧れる人は少ない?

武蔵小杉といえば、今や吉祥寺や恵比寿などに匹敵するほどの「住みたい街」になっている。

しかし、しらべぇ取材班が全国20代~60代東京在住男女279名に「住みたい街ランキングに共感したことがない」かを聞いたところ、「共感したことがない」が41.2%という結果に。

住みたい街の多くは物価が高く、人が溢れている。共感しない人たちは、人気よりも、住みやすさを重視しているといえそうだ。