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3月も最終週に入り、新年度は目前。4月1日の新入学・就職のため住み慣れた地元を離れ、新しい場所に移住した人も多いのでは。
人生にはいくつもの「岐路」があるが、地方に住む者にとっては「地元に残るか」「都市に出るか」の選択は、その後を大きく変えるだけに、非常に迷うところ。
新天地での生活を選択した人は、それなりの「決意」があったことだろう。
■生まれてからずっと同じ地域に住む人はどれくらい?
一般的に若者ほど上京を望むといわれるが、最近は生まれてからずっと同じ地域に住み続ける人も多いと聞く。一体どのくらいの人が地元愛を貫いているのだろうか?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,400名に居住地域についての調査を実施。

結果「生まれてからずっと同じ地域に住んでいる」と答えた人は26.1%。性世代別に見ると、20代女性の割合が高く、36.4%となっている。「同じ地域に住み続ける若者が増えている」という噂は、事実であるようだ。
■地域別で見ると…
ずっと同じ地域に住んでいるという人を地域別に見てみよう。

中国地方の割合が高く、41.2%でダントツの1位。続いて甲信越、近畿と続く。もっとも低いのは九州で、東北・北関東も少ない。
広島・山口・岡山・鳥取・島根の中国各県に住む人々は、地元愛が強いようだ。逆に九州や東北の人々は、都会を目指す人が多い。
■ずっと同じ地域に住んでいる人に聞いてみた
山形県に住み続けているというAさん(30代・男性)に、その理由を聞いてみた。
「友達連中の半分くらいは高校卒業して東京の大学に行ったり、就職しています。私が住んでいる地域は車がないとなにもできませんし、娯楽も少ないので…。
自分の場合、地元が好きなので、なんとなくずっと住んでいます。運よく就職先も見つかりました。物価も安いですから生活しやすく、とくに不満は感じていません。友達は華やかな暮らしをしたかったり、仕事がなかったりで、大都市に出ているみたいです。
山形は昔、フジテレビが見られない時期があって。『笑っていいとも』や『古畑任三郎』を知らなくて他県民にバカにされましたが、今はネットのおかげで地方と都会の情報格差もなくなっていますしね。
ただ、本当のところは、都会が怖いんですよね」
新天地を選んだ人、地元に残る人、それぞれの理由があるだろう。しかし、「住めば都」の言葉もあるように、どちらを選択しても楽しめる要素はきっとあるはずだ。