京都人気質とは、
世にも恐ろしい性格ですニコニコ

いわば、
本音と建前の使い分け。

たとえば、
営業マンに対してお客さんが、
ある程度いい話になって
「ほな、考えときます」。

一般的な日本語では、
「では、検討してみます」
ですが、
京都では、
「お断りします」
となります。

それを営業マンが額面通りに受けとり、
「その後のご検討の程は?」
と聞いてしまうと、
「前にお断りしたはずですけど」
と、なり、
さらに、そのお客さんは、周囲に
「こないだこんなこと聞いてきゃはるさかいに、空いた口ふさがらんかったわ」(=先日、こんなこと言ってくる業者さんがあって、デリカシーのなさに呆れたわ)
と、世間話のネタにされてしまいます(笑)

さらに年配者だと、
食事時に差し掛かった来客に対して、
「ぶぶ漬け(=お茶漬け)食べはりますか?(召し上がる?)」。

ここで、
「うわあ、親切な人。お腹すいたから、
『いいんですか?』」て思ったり、ましてや、言ってはいけませんよ(笑)

「あっ!いや、時間も時間なんでこの辺で失礼します」
が正解なのですから。

つまり、「早く帰ってください」ていう意味なんです。

京都生まれの母は、
他県生まれの父の来客が帰ったあと、
よくこの論法で責め立てていました(笑)

そして、父の反論は、
「誰にでもわかる言葉を使えっ!」。
その後の事は皆さんのご想像にお任せ(笑)


このような環境でそだったものですから、
「京都人て怖い」
と、おもっていたのですが…


「回りくどい言い方をして、真意がわからない」
なんて言われることがあるのですが、
よく考えると、
こうした気質の影響もあるのかなあ~
なんて思います。あひる

生まれた環境には逆らえないようですドクロ

て、ことで、
特にこの夏休みの予定がない方は、
ぷらりと京都、
なんかはいかがでしょうか?

京都の夏は蒸し風呂のように暑いのですが、
前述のような会話に接すると、
背筋がゾクッとするほどの体験ができるかもしれませんよ叫び