リスト:ピアノ協奏曲
ピアノ:ラン・ラン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
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チャイコンに気をよくしたら、
今度は、リストです。
ラン・ラン×ウィーン・フィルによる
リストと言えば?
昨年の来日公演を思い出しますね。
そうです、
リストの後のカーテンコールで
某K氏と、それに悪乗りした一部のファンに不愉快な思いをし、喫煙でクールダウン。
シューマン二番で慰められ、
皇帝円舞曲で我らがバル様、
失礼しました、名手バルトロメイのチェロ独奏ですっかり気分が高揚し、
待望のドナウで涙をし、
雷鳴ではブラボーをした、
あの日の演奏会。
しかし、ラン・ラン自体が嫌だ、とは一言も触れていませんよ(笑)
素晴らしいエンターテイメント性と音楽性を持ち合わせた、
天才ソリストだと思います。
そんなラン・ランのリストのアルバム。
やっぱりスゴい。
音に華があります。
柔らかくて、かつ、男性的な部分は損ねず、力強いフォルテがあるのですから、
文句のつけようがありません。
そして、オケも素晴らしい。
ウィーン・フィルで聴くこの作品には、
しっかりとワーグナーに引き継がれるDNAが音になっています。
思い入れたっぷりなクラリネット、
優美でいてうねりのある弦楽器。
フランクフルト&オットーを
子供扱いに蹴散らすこの演奏。
やっぱりものが違います。
因みに、私の持ってるCDには、
コンチェルト直前にボーナストラックがあり、
「トリスタン~」の愛と死(ピアノ版)。
わかっているじゃないですか?
そうです、そうです、そうなんです!それでいいんか!いいんです!いいんです!(川平慈英よりくどい)
この作品はワーグナーに引き継がれるのですよ、という私のような素人に向けてのメッセージですから。
ほかにも、ラ・カンパネラやシューベルトのアベマリアをはじめ、
皆さんによろこんでいただける
そんな素晴らしいアルバム。
ところで、
リストの協奏曲のCDトラック。
殆どのCDで3つにしか割られてないんです。
その為、多くのファンの方は、3楽章構成と勘違いされ、
また、4楽章構成であるとご存知の方は、
「あれ?3楽章までしか入ってなくて、賑々しく終わるフィナーレがカットされてるんじゃないか?」と不安に思われる方もあるように思うのですが、
どうでしょうか?
バンダの名前と勘違いされた方、
興味を持たれた方、
ラン・ランを食わず嫌いな方。
ご一聴ください。
特に、最前者の方には、是非、聴いていただきたいなあ~
ところで、サクッと重大発表。
いや、重大決意。
あさひださん、最近、ようやく毎日更新する気になったんですか?
とお思いの方、ジャストミート
今月だけ、やる気だして毎日更新を目指します。
どうかご愛読いただきたくおねがいいたします
なお、記事のクオリティについてはお約束はしかねます