きょうはなんとも、
ショッキングな訃報です。

ウィーン・フィルの現役フルート奏者、
ギュンター・フォーグルマイヤーさんが
亡くなられました。

ベルリン・フィルの貴公子がエマニュエル・パユならば、
ウィーン・フィルの貴公子は、
フォーグルマイヤーでしょう!
とは過去数回このブログで叫んでいただけに…。

ウィーン・フィルの奏者の名前と顔が一致しだした最初の頃に覚えたのが、フォーグルマイヤーさん。

外国人の顔は分かりにくい中で、
ウィーン・フィルのフルート奏者の中では、
ルックス的にも目立つ存在でした。

いちばんの思い出は、
2009年来日時の活躍。

本来は2番パート或いはピッコロを受け持つことがおおいのですが、
たしか、ショパンのコンチェルトではソロを担当され、その存在感のある美しい音色を存分に聴かせてくれました。
NHKで放送されたベト7でもトップを担当されていた記憶があります。

まだ44歳。
ウィーン・フィルのファンとして、
名物奏者のひとりの若すぎる死去。
まさかの訃報にショックです。

ご冥福をお祈りいたします。