ブルックナー6番にしよっかな、
いや、プレートルのツァラにしよかっかな、
はたまた、マーラー3番あたり好きなのにブログにしたこと無いしな、
いやいや、読響ブル7に刺激されてブル7?
と思っていたのですが、
ほんまカチンと来ることがありまして、、、、、、
あっ~!!!!ほんま腹立つわっ!!!!!!
と一言だけ叫ばせていただいて(笑)
こんなときはスカッとさせたい。。。。
そこでチャイコフスキー5番です(笑)
こんな気分のときは、
大音量でガツンと行きたいもんです(笑)
ここで、安心ブランド、ってことでコチラ。
カラヤン指揮ベルリン・フィル(1971年・イエスキリスト教会、HQCD盤)
先頃、HQCD化され、レギュラー盤が定価1,300円に対し、
コチラは1,200円と値段的にも美味しい!!
ってことで出来立てほやほやのHQCD盤で聴きます。
レギュラー盤と比べ音の厚みが違います。
第一楽章序章のコンバスの利かせ方と言ったら
それこそ教会のオルガンのような重低音。
すごい!!
ティンパニの上手さ、金管の輝かしさ、
ポルタメントを効かせた弦、
もう今では絶対に聴かれないベルリン・フィルの音が
ノリノリのタクトに一糸乱れず突き進みます。
聴かせどころを熟知したカラヤンならではの
歌わせ方とが見事に融合。
素晴らしいですね。
しかし、なんですかね、
それでもまだ気分がすっきりしません。
この心のモワモワを取りたいっ!!
そこで、チャイ5連発で行きます。
録音も良くって、オケもバリウマ、となれば、
ありますよね?!安心のブランドが!!!(笑)
そうです、ショルティ&シカゴ響っ!!!!
ショルティ指揮シカゴ交響楽団(1975年)
80年代の終わりにもう一度デジタルで再録音していますが、
コチラは同コンビの古いほう、ステレオ期のもの。
いや、これカラヤンの後に聴いて分が悪いような気がしましたが、
コチラも負けじとすごい!!
まず、これは先程のような高音質盤でもなければ、
最新リマスタ盤でもなく、
かなり古いロンドンレーベル国内盤なのですが、
録音が鮮明、且つ、デッカ&ステレオ期ならではの温かみがあり
ほぼ同時期のカラヤン盤と比べると録音では圧勝です。
演奏もショルティらしくシンフォニックにガシガシ行きながらも、
終楽章では思いのほか見得を切ったり、
コーダではテンポを落としたり。
お馴染みのブラスだけでなく、
ティンパニの強打も効果的かつ鮮明ですし、
冒頭のクラリネットの陰鬱な表情なんかはカラヤン盤に軍配が上がりますが
弦や木管も素晴らしいですね。
しかし、やっぱりココンチのトレードマーク、天下無敵のブラスです!
ブラス軍団炸裂!!ズバズバ決まります。快感!!
あ~、だいぶんとスッキリしました(笑)
2枚ともブラボーでした。
今日のような気分のときは選盤失敗は許されませんからね(笑)
しかし、
今日のお題はすっきりするか否かでした。
細かな聴き比べは、もう少し普通のテンションのときにします(笑)