暑いっ(笑)

と言っても私のオーディオ部屋の話ですが、

エアコン無く…。

マンションの形態的にも設置不能の為

家族にあてがってもらえた部屋ですから文句はいえません。

エアコンの音がノイジーで邪魔を言い訳に、

夏は音楽お休み=ブログも、てな案配でしたが

いたたまれず久々に復帰(笑)


と言ってもいきなりブルックナーやマーラー、はたまたワーグナーの大作なんかは聴けません。

まずは耳慣らしに、

今話題(やっと評価が高まってきた)のティーレマンでワーグナーの序曲前奏曲集をききます。


人生どうらく日記

ワーグナー 管弦楽曲集

「名歌手」第一幕前奏曲、「ローエングリン」第1・3幕前奏曲

「パルジファル」第一幕前奏曲&聖金曜日

「トリスタン~」前奏曲と愛と死

クリスティアン・ティーレマン指揮

フィラデルフィア管弦楽団(1997年)

『マイスター』の息の深さに感嘆。

『ローエングリン』ではオケの上手さも楽しめます。

そして『トリスタン』前奏曲のオケの中域の豊さ、

愛と死の呼吸の深さに、録音当時ティーレマン30代後半とはおもえません(笑)

今の私と年齢的に変わらないとは驚き。

尤も、今のティーレマンなら一層の呼吸の巧さがあるのでしょうが満足できます。

ちょっとオケとの相性があまりよくないかな・・・。


そして、それに気を良くして、また不満解消のため「ウィーンフィルとのドイツ序曲集」。


人生どうらく日記
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢、フィンガルの洞窟序曲

ウェーバー:「オベロン」序曲

ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲

ワーグナー:「リエンツェ」序曲  ほか

クリスティアン・ティーレマン指揮

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2002年ムジークフェライン)


1曲目の「真夏の夜の夢」序曲からウィーンフィルとの相性のよさを感じます。

そして「オベロン」序曲ではWphのホルンの素敵な音色に癒され、

「ウィンザー~」では、ウィーン・フィルの妙技と華やかさが楽しめ、

最後の「リエンツェ」序曲で、気持ちすっきり。

流石、ティーレマン。抜くところは抜き、力を入れるところは入れ、が

足す引くの巧いウィーン・フィルにあっているんでしょうね。

ニューイヤーはお義理でFWメストに先を越されましたが、

近い将来、指揮台に招聘されることでしょう!


2枚も完聴したお陰でサウナ並みに汗を掻き、シャワーへ直行です(爆)


それにしても、DGさん、こんな指揮者を見捨ててどないすんの????