R.シュトラウス
・交響詩「英雄の生涯」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン・ソロ・コンマス)
(1972年、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールでのライヴ)
カップリングの「田園」(←はじめから期待はしていません)の
猛スピードで疾走する感じは気に入りませんでしたが、
カラヤン=BPOの「オハコ」とも言うべき「英雄の生涯」は素晴らしい!!
録音も、EMIのスタジオ盤と比べて一長一短ではありますが、
一部金管がツブレ気味なのと若干ノイジーなことを除くと、
放送音源としては及第点でしょう。
まあ~、凄いですわ(笑)このコンビ!!
冒頭では、EMIのスタジオ録音の方が格好良いのですが、
戦いの場面などはライヴならでは!!
また、シュヴァルベのソロや、フルート・オーボエ・クラリネットといった
木管三羽烏も上手さと言ったら・・・・(絶句)
70年代のベルリン・サウンド全快で鳥肌ものです!!
良ろしければ、カーテンを閉め照明を落とし、
真っ暗闇にしてある程度の音量で、じっくり聴いてください。
緊張感・臨場感のある、コンサートホールに誘ってくれます(言いすぎかもしれません)!!