山形交響楽団 2010山形テルサプレミアムコンサート第二夜

ドヴォルザーク
交響曲第9番『新世界より』
ショパン
ピアノ協奏曲第1番
飯森範親指揮 山形交響楽団 中村紘子ピアノ

昨日に引き続き本日も山響に行きます。
しかし、プログラム。

いきなりドウ゛ォ9です。

てことは、いきなりから3rd4thホルンに難所が訪れるわけで。

冒頭から4小節目からの『タターン』て部分です。

fzからデクレッシェンドでppにもっていく部分。


つまり、この曲最大の聴き所の一つが冒頭から4小節目

あの実演で接する緊張感がたまりませんね。


しかし、今晩は私のスケジュールにも問題が。

遅刻せずに行けるかどうか・・・。

この部分をききのがすと・・・(笑)


まずは、遅刻せずにテルサにいけるよう、段取りよく仕事、ですね。

仕事の9割は、段取りですから(笑)

それでは、帰宅後、改めてご報告するとして

お仕事、いってきまーす。


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以下、追記分です。


仕事・・・・・・・・。

やらかしちゃいました・・・・・・・。


昨日(17日)は休みだったので、今朝はメールの確認作業から。

連休をとっていましたので、結構、溜まっているもんです、会社のメール。

お客様関係最優先、その次、業者さん、としているうちに電話の応対、来客。。。

ようやく社内メールに取り掛かれたのは、お昼前。

そのメールの中に「月末までの取り組みについて事務所単位で打ち合わせをすること」

と数点宿題があり、

昼から急遽事務所会議。しかし、ここまでは、まだ余裕があった。


その会議が終わったのが15時。

それを纏めて報告しようと、所定書式を探すべく、先程のメールを読み返してみると、

「今日か明日中に現状の課題とその対策、次四半期のスケジュールをメールの事」とある。

んんんん?まてよ、「今日か明日」。「今日か明日っ????!!!!」


そうなんです、そのメールの発信日が、昨日付け(笑)

ってことは、「昨日か今日中」ってこと。

ヤバしっ!!!!


てか、絶対無理っ!!

次期に限って

8月以降は所定フォーマットに一切落とし込んででいなかった真っ白!!

適当なら出来るけど、簡単に突っ込まれてタジタジが見えている。

でもまともに作ると

間に合うわけ無い、今日に限って。。。。


まっ、そんなもんです。うちの子にかぎって、と同じで(爆)


そこで、とっておきの秘策が!!名付けて「β作戦」(←深い意味ありませんよ)

おっつけるところまでおっつけておいて、

「定時に所用のため一旦帰宅→終わり次第戻って資料作成」という作戦なのです。


おっ!!これによって、「テルサには絶対遅刻せんですむやん」

という嬉しい付録付き。(課題の先延ばしをしているだけですが:笑)


で、お陰で、全然余裕で間に合いました(笑)


すみません、引っ張りすぎましたね。以下、本題です。


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ドヴォ9で久々に感動しましたっ!!

まだ中ボンのころに聴いた「ヤンソンス&オスロ・フィル」以来の感動です。

滅茶苦茶良かったです!!

鳥肌がたち、終楽章では、涙があふれそうになりました。



細かなミスも散見されましたが、それは、ほんの細かな部分。

全く演奏の流れには問題ありませんでした。

それよりも、ライヴならではの臨場感と迫力に酔えましたっ。


本当に素晴らしかったっ!!

「山響&マエストロ飯森」ありがとうっ!!!


で、少し自身の反省も含め。。。


今朝、なぜ冒頭のホルンにこだわったか。

実はあそこはホルンだけの難所ではなく、

そのあとのオケにも影響するんです。


ホルンのあと、フルートが出てくるんですが、

以前に触れたコンサートでは、

ホルンがとちって、その悪しき流れをフルートが受け継ぎ、

最初のffの1st2ndホルンまでがコケ、とみるも無残な演奏会に

海外の3戦級のオケでしたが、しかも2回も、立ち会ったことがあるんです。

そんな苦い思い出が

「立ち上がりのホルンが」と今朝ブログを更新したのでありますが

もし、奏者の方々がこのブログを事前にご覧なっていらっしゃたりすると

多少なりとも「プレッシャー」を掛けることになってしまったのでは?

と反省しております。


けれども、さすが山響。

完璧ではなかったかもしれませんが、無難な立ち上がりを見せてくれ、

フルート、そして最初のffと素晴らしかったです。

そこだけでも鳥肌が立ちました。同時に、聞いている私もたいへん緊張しました(笑)


第2楽章のイングリッシュホルンも全く危なげなく、斉藤さん、見事に2役をこなされていました、完璧!!

弦楽器も昨日に続きよかったですね。


フィナーレでは、トランペットとホルン、ものの見事に決まっていました。

特に首席ホルンの八木さん、ブラボーでしたよ。

終盤のマエストロの煽りとテンポの推進力も圧巻!!

弦楽器の超加速ともいっていいあの刻みっぷりもスゴかったです。

女性が多い山響のヴァイオリン部隊ですが、流石はプロたる場面でした。

これなら、「ワルキューレ」第一幕の最後の弦の高速刻みも難なくいけますよね?(笑)

是非、聴いいてみたいっ!!


べト7ではやや辛口の感想を書きましたが、

ドヴォ9では現在の山響のいいところが全て出た、って感じだったのではないでしょうか。

凄く良かったし、

感動できた「ドヴォ9」でありました。

お客さんも盛り上がっていましたね。

本日は以上。。。。


えっ??ショパンは???中村大先生は??????


ドヴォ9のお代わりが聴きたかった、とだけ書いておきましょう(笑)

いや、ドヴォ8やドヴォ7でも良かったけど(爆)

でも後半もお客さんの反応は良かったですが、ね。


大先生、3曲アンコールでソロで披露してくれました。

サービス精神旺盛。結構なことです。

その中の第1曲目に「ラフマニノフの鐘」。

これはよかった。

中村さんの若々しいパワー溢れる演奏が上手く嵌っていましたね。



まあ、コンチェルトは途中からあまり本気で聴く気が無くなった、

というよりドヴォ9で耳の魂が抜けた、みたいなところがあって

聞き流しになっていたのだけれど、

おっさんはしかと聴いた。

コンチェルトの第1楽章途中で、

またしても、携帯が鳴ったっ。

今回は繰り返し2回で比較的あっさり止んでくれたものの

まさか、同じ人物ではないと思うけど前回の定期と同じ着信音でした。

トラウマに少しなっているのですよ、あの電子音が。。。。

だから耳から離れないっ!!!

いずれにしてもあきれるわっ。。。。

(これが、前半のドヴォ9でやってくれていたら、今日も台無しになるところでしたが、

上記感想のような感じだったので、ただ呆れているに留まっています)


今日は、我が思い出の山響のブル3のCDをホールで購入し、

終演後マエストロにサインをいただくことができ、満足して、会社へ戻りました(笑)

(このCDは実演も聴いたことだし、サイン会のあるタイミングで会場で買おう、と決めてたんです)


意外に、深夜の誰もいない、電話も鳴らない仕事場って、はかどりますね。

夕方にある程度はおっつけておいたことも奏功して、あっさり1時間で完了しましたよ。