人生どうらく日記
マーラー

・交響曲「大地の歌」

オットー・クレンペラー指揮

フィルハーモニア管弦楽団

フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)

クリスタ・ルートヴィッヒ(メゾソプラノ)

(録音1964年、1966年/ロンドン/
 ステレオ・セッション録音/artリマスタ輸入盤 )


マーラーの「大地の歌」。

ジャンルは交響曲ですが、

私のような素人目では「声楽曲」です(笑)


だから、歌手の声が命っ!!

そのあたり、この盤は抜け目がありませんっ!!


世紀のリリコ・テノールであるヴンダーリヒ、

これまた素晴らしい歌唱力で長年活躍した名女声歌手、ルートヴィッヒを得て、

声の力が凄いっ!!

オケもそこそこですし、録音も、ここでは頑張りました。悪くはありません(笑)

当ブログにて文句ばかり言っていますが

EMIにしては、安心して聴けます。


全曲通して

もう少し、オケの木管の出し方に色気が欲しいところではありますが、

そんなことはここでは些細なことのようです。


第一楽章の勢いのあるテノール、

そして、ゆっくりしたテンポで

どうしても死を意識して聴かざるを得ない終楽章の美しさて言ったら。。。。


F・ディースカウにキングという

2人の男声を起用したバーンスタイン=ウィーン・フィル盤に双璧の

お気に入りディスクです。


おやっ?

何れも60年代の録音。


ん~、歌手が小粒になっているのでしょうか?


そういうと、デジタル録音以降なら

インバル盤のシュライヤーも好きです。

えっ???男声だけ???(爆)