人生どうらく日記
マーラー

・交響曲第1番二長調

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮

シカゴ交響楽団

(71年・スタジオ録音)


密かなジュリーニ好きの私ではありますが、

このディスクは、どうも好きになれないでいました。


何回チャレンジしても、

途中で寝るんです。

やっとの思いで完聴できても

良い印象がなかったんです。


そんななか、近頃のブームに乗るべく、

私自身の中でも再燃しつつあるマーラー。

このディスクを久しぶりに聴き返しました。


感想ですが、

CSOパワー炸裂、といいたいのですが、

全然そんなことありません。


確かにジュリー二らしく

よく歌うのですが・・・・。


ダメな理由の原因を端的に申し上げます。

録音が悪すぎますっ!!(笑)

典型的なEMIの録音です。


ヒスノイズは多いわ、

音はこもるわ、

本当に71年の録音かえ?と再度録音データを見直してみました。

間違っておりません、1971年の録音です。


なので、もう少し、クリアな抜けの良いサウンドを手にしていたら

全く印象が変わった可能性があります。


あと、ジャケットのセンス。

なんかマーラーの心霊写真みたいで・・・・(笑)

オリジナル準拠の国内盤(1,300円)のヤツを探したのですが

廃盤になっています。

昨夏に仕方なくこの輸入盤にしたのですが。

やっぱりジャケット、って大切です。

私は形に残らないネット配信じゃなく

形に残る、CDという媒体を好んでいるわけですから

もう少しジャケットに工夫を凝らしてもらいたいものです。



もしかしたら、音の状態含め、

国内盤であればもう少し・・・・・。


大変残念な一枚です。