チャイコフスキー
・交響曲第5番ホ短調
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
(1990年サントリーホール・ライヴ
※終演後の待ち構えブラボー入り(笑))
先日のチャイ4祭以降チャイコフスキーづいています。
チャイコのシンフォニー、
聴くとしたらもっぱら4番か5番です。
チャイ5については、
当ブログやコメントにて、
散々、ムーティ・カラヤンを擁護してきました(笑)
ま~、共通するのは、西側的解釈というか、
いかにセンチに浸りながら、劇的な表現をするか、
つまり格好良さ追求タイプなんです。
そこで、今日は、とっておきをご紹介します。
直球勝負なら、ここでもアレ、なんですが・・・(笑)
アレといえばムラヴィン。
もーええ!ちゅうねんっ(苦笑)
ここは、スライダー気味に、スヴェトラさんです。
そう!!
私の中での、例外なき爆演指揮者という
お墨付きを与えているスヴェトラさんのチャイ5。
(勿論、爆演ばかりではありませんよ)
これ、凄くいいです。
部屋中を揺るがすバスの響きと
筋肉隆々の金管の咆哮を聴くだけで
ゾクゾクします。
スヴェトラさんの爆演ぶりは、フィナーレの形成の仕方にあると
個人的には考えているんですが、
その設計がドンズバで嵌っているんです。
最後のコーダのところで、肝心の金管軍団は疲弊気味(笑)ですが
そこんとこはライヴならではのキズという事で。
(ところどころタメのあとのアインザッツも合わなかったりもしています)
それでも、にやけてしまします。
家のオーディオ装置で、
聴いた後、ここまで爽快感を
得られるディスクは、そうそうありません。
それだけ期待に応えてくれます!!
残念ながら、チャイ5以外は、
単品の発売はH社サイトではカタログから抜けていますが
韓国のメーカーが、高額ですが、スタジオとライヴの2種合同セットを
発売しています。
正直、全部聴いてみたいので、クリックしたいのですが、
全品15倍ポイントキャンペーンが、ここ暫くやっていないっ!!
早くやってください、HMVさんっ!!(←言っちゃった:笑)
お願いっ(ハートマーク)
☆☆ちょっと残念ポイント☆☆
★残響がホールに・・・の余韻もあったものではない、ブラボー(いわゆるフライングブラボー)、
気持ちは解りますがぜったい辞めましょう!!(マナーとして)
指揮者が完全に脱力してからの拍手/ブラボーで遅くはありません!!
★録音のせいなのか、会場の空調ノイズっぽい空気音を拾っているように聴こえます
それが結構、耳についてうっとうしく思います。
そのへん、コンドラシンのショスタコではいい感じだった
韓国社さんのリマスタで改善されているんでしょうか?
改善されているようでしたら、待ちきれないので10倍ポイントなら買いますっ(笑)
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後日、ブログ仲間である、うるむなふさんから教えていただきました。
ライナーノーツの録音データ欄に
「演奏中のきこえる連続音は、
指揮者スヴェトラーノフ氏愛用の譜面台にとりつけた、送風機によるものです」
としっかり、クレジットされておりました。
ここにお詫び申し上げます。
また、ご鞭撻賜りました「うるむなふ」さん、ありがとうございました。
感謝申し上げます。