おのぼりおっさんのクラシック日記-小澤 ドボ9
ドヴォルザーク

 ・交響曲第9番「新世界より」

小澤征爾:指揮

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

(1991年ムジークフェライン/ウィーン/ライヴ)

※開演前・終演後の拍手入り


小澤&ウィーン・フィル&ドボ9、

と来れば?


そーなんです。

今年の秋に予定されていた

サントリーホールでの

同コンビの演奏曲目だったワケです。


残念ながら、

オザワの体調不良により

“幻”のプログラムとなりました。


えっ?

おっさん、オザワはあんまり・・・、て言ってなかった?


良くおわかりで・・・。

(詳細は“ムーティのカルミナ”の項をごらん下さい。

http://ameblo.jp/toratoragatagata/day-20100410.html


このCD、

今月初めの首都圏遠征時に

“今年の来日公演”の予習用CDとして

中古店で買ったんです。


滅多に買わない、聴かない、オザワのCD。


その晩に公演キャンセルの報が

入ってくるとは?!


なんとも、ね~・・・・。


そんなことを色々考えめぐらせながら

聴いてみました。


ん~、

まさに、日本人のツボを心得たドボ9です(笑)。

特に、第2楽章。

このオケならではの

弦楽器(特にチェロ)

郷愁美あふれる木管の響き、

いいですね~。

オザワのテンポもいいです。


また、フィナーレの

ティンパニに強打とtp・hrのコンビネーション、

決まってます。


少しオザワさんへの見方が変わりました。

スラヴものを得意としているだけあって、

このディスクはいいですね。


それにしても、

ジャケットのセンス。


オザワさんがやたらと若くみえることもそうですが、

世界の殿堂“楽友協会ホール”をバックに

指揮者の上半身アップの貼り付け。

もうちょっと、違ったセンスあったと思いますが。

オランダのフィリップス社、

全体的にはそんなにジャケセンスの悪いレーベルでは

ないと思っていますが、ん~~。

(もうこのレーベル、身売りして存在しません

さみしいですね)