R.シュトラウス
・交響詩『ツァラトウストラはかく語りき』
・交響詩『英雄の生涯』
ジョン・ウェイチャー(ソロ・ヴァイオリン)
シカゴ交響楽団
フリッツ・ライナー(指揮)
1954年録音ステレオ/SACD盤
今日は休みなんで、
昨晩から溜まり溜まった未聴ディスクをまとめ聴き。
新品有り、中古有り、新譜有り、廃盤有り
のいろいろでございますが、気分に合わせて…
ライナー&シカゴ響(以後CSO)のコンビ、
最近見直しております。
オケの強靭なアンサンブルにくわえて、
指揮者の
『えぇさかい、わしの言うこときかんかいっ』
ていう強引な指示に、
オケも
『わかりましたよ、言うこと聞きますよっ。
おっさん、ウッサイさかいに、弦もしっかり刻めっ。
金管はおもいっきり吹いたれっ』
てな具合でCSOが上手くなる礎を…、
は私の勝手な解釈ですが(笑)、
なんにしろ、大時代的な、
今では貴重なパワー関係であります。
そんなコンビの初期録音、54年ステレオ録音。
残念ながらオケは若干、
低迷時代の雰囲気があり、キズもありますし、
初期のステレオ録音と相俟って定位も良くないし、
中域は潰れ気味だし
ホルンは決まらない、あるいは掻き消されたり…
ん~、曲が豪快なだけに
ボリュームを上げてきいたから
それなりではあるけど、なんだかね~。
とはいっても、このコンビの初期のアルバム。
初期でも、コンビらしさは健在です。