こんにちは

11日より岡田監督が秋季キャンプに合流

 

 

―熱心に、小野寺選手にはリストワークの指導をしていた

 「そうそうそう。うーん、まあ、小野寺はどっちか言うたら独特な打ち方やからな。

  右のほうにな、リストを返さんで打つ方やからのう。でも、ああいう打ち方をした方がボールにな、

  力が伝わるというかな」

 

―去年は、大山選手に上からスピンをかけることを教えた 

 「ファームの若いやつでも力があるから、力任せに(バットをボールに)ぶつけて運ぶみたいなな。

  だから、結局は、バッティングなんかコツやから。そんな力入れんでも、

  ボールに力が伝わるようなな、感覚やったら、ボールは飛びますよということよ」

 

―小野寺選手に教えながら、徐々に分かってきていた 

 「それは分かっとるよ。おーん。できへんだけで(笑い)。そんなすぐできへんわ。

  そういう興味を持ってな、やるゆうのも大事やしな。それは」

 

―小野寺選手がもう一つステップアップするために必要

  「まあ、このなかでは、一番な、(1軍で)打っとるからの。

  今の中の(秋季キャンプ)メンバーからいくとな。

  まだな、ガムシャラに振らなあかん選手もおるやんか。

  高校の1年目なんかは、まだまだな、そないしてな。

  体の力をつけなあかんし、まだやることいっぱいあるけどな。

  でも、ある程度、1軍の戦力のやつは、ちょっとでもレベルアップせなあかんからな」

 

―小野寺選手は外野のレギュラーを脅かす存在に 

 「いや、そんな脅かすとか、そういうのでやってるわけではないし。

  一人、一人のレベルが上がった方が、そら、チームとしては絶対助かるわけやからな。

  シーズン中に、どんなアクシデントが、あるかもわからん。

  デッドボールで近本みたいにな、離れるわけやから。

  1軍のベンチに登録している以上は、ゲームになったら戦力なわけやからな。

  それはもう全体的なレベルアップやんか。チームとしての」

 

―以前から小野寺選手はこうした方がいいという思いを抱いていたのか

  「うーん、まあ、引き出しをいっぱい持っている方がええっていうことやんか。

  (小野寺選手は)インコースのボールを一、二塁間へもっていくのは

  独特のものを持っているわけや、自分の中ではな。

  それプラス、違う打ち方って言うたら変やけど、引き出しが多い方がもっと

  対応できるっていうことやからな、結局はな」

 

―引き出しを増やす過程で飛距離も伸びる

  「そら伸びると思うよ。ティーをやるだけでもあれだけボールの音が違うわけやから。

  ボールの芯で捉えているというか、ボールに力が伝わっているというかな」

 

―サブグラウンドでは渡辺諒選手の守備を指導した

  「おーん、シートノックを見ていてもサードからスローイングでなんか腕で投げてたからな。

  おれもセカンドからサードへいった時にそうやったけど。

  セカンドやったらそこからノーステップとかいろんな体勢で投げられるけど、

  サードは距離があるからな」

 

―ブルペンでは湯浅投手の存在が大きい

  「そら湯浅投手はやっぱりちょっと違うよ。そら当たり前やん、1軍で投げてるんやから、そらお前。

  バラつきがないよな、あないして投げててもな。他のピッチャーは高めに投げてても急に低めに、

  押さえつけるように投げたりな」

 

―質のいい直球の割合が多い

 「まあ、それはやっぱり、ストレートで空振りをとれるわけやからな。結局は。

  それはそれはバッティングで小野寺選手に言っているのと一緒や。

  スピンがかかるということやからボールに。そこでバッター、

  まあ(実際は)ホップしてないんだけど、なんかホップして見える、空振りするとかな、

  そういうことや、やっぱりなあ」

 

―期待感は

  「結局は今年なあ、そんななあ、アカンかったからなあ、1年、おーん。

  まあそらなあ、ボールの違いとか色々あったからなあ、そらしゃあないやんか。

  今年に関しては別にお前。他のチームのピッチャーもなあ、

  そないしておかしなったピッチャーもおるわけやから、結局はな」

 

―今年はクローザーでスタートしたが、ポジションは

  「ポジションはまだ考えてない、そこまで考えてない、考えてない。

  そんなん来年でも十分や。来年のキャンプからでも。キャンプから言うても

  今年のキャンプおれへんから、だからそういうことやんか。

  日本のボールでどんな球投げんのかなあというのもなかったからなあ、結局は」

 

―母校の関大北陽が花園に初出場する

  「いずれ勝つと思とったよ」

 

―岡田監督に続けとあったみたい

  「ええことはええことやけどな」

 

―ご覧になったことは

  「そらグラウンドで練習しとるよ、ラグビーは。半分半分な、サッカーと。

  そら見とったよ。いつも同窓会の集まりあった時な、去年までは」

  (記者から現役時代に本塁打を放った際の打撃の映像を見せられ)

 

  「バットだから立てなあかんからな、今みたいにな。今のやつ、

  右バッターなんか特に、バットがサード側に飛べへんもな、リストターンしてないから。

  バット1歩2歩持って、一塁に走るの多いやろ。リストターンしてないからな」

 

―小野寺選手に教えてる時のバットを体の左側に持っていくのもそういうことか?

 「そや、おーん。今年2人くらいやな、2回くらい見たな。打った後に三塁側にバット飛んでるやつな。

  1年間に2回くらい見たな。今のアレやろ、見たら分かるやろ? 三塁側にバット飛べへんやろ? 

  リストターンせえへんから。みんな持ち上げたりぶつけたりして打つしかないからな」

 

―飛ばすくらいの意識を持たないと。ヘッドが立たないといけない 

 「そや、ヘッド立たさな。手からバット離れへんよな、リストターンしてへんから。

  普通打ったら離すやろ。全然リストターンしてないいうことやからな」

 

―大山選手も 

 「大山選手もいけへん、左側いけへん」

 

―バットを地面につけるのは

  「あれはもう極端にやりなさいいうことや」

 

―侍ジャパンで森下選手が本塁打

  「知ってる、知ってる。サード(佐藤輝選手)が“5タコ”(5打数無安打)やからな。

  サードを探さなあかん(笑い)」

 

―佐藤輝選手は1番、森下選手は3番

  「森下選手の方が(評価が)上、いうこと? そらホームラン打つんやから。

  そら1番より、3番やろ。井端も分かっとる。それで3番が打つんやから

  分かっとるいうことやろ(笑い)」

 

昨日、12選手のブルペンでの投球数です。

馬場投手 61球  佐藤漣投手 86球  岩田投手 132球  岡留投手 50球

湯浅投手 100球  鈴木投手 111球  川原投手 82球  富田投手 70球

西純投手 48球  森木投手 60球  門別投手 51球  茨木投手 58球