事実、夫のレオの姉は私に対し

 

 

義姉『たまこさん、本来であれば

 

 

弔問客の皆さんより先に来て

 

 

会場や段取りの手伝いをするものですよ

 

 

お客様気分でいられては困ります』とのたまった

 

 

ここに1号が居たならば、私の代わりに睨みつけてくれていただろう

 

 

2号が居たなら、胸ぐらを掴んでいたかもしれない

 

 

一切報せはくれなかったくせに

 

 

私がひとりでお手洗いに入るところを見計らって

 

 

わざわざ言いに来た神経よ

 

 

私が彼女に何かした記憶はないが

 

 

兎にも角にも気に入らないのだろう