気がつけば…。
62歳を過ぎていた。早いねぇ…。子供の頃は60歳と言えば、完璧なじじいやった。40歳の頃でも60歳は、じじいと思ってたな(≧▽≦)そんなじじいが書く初めてのブログ。いつまで続くか、いつまで書けるか?不明やけど、ぼちぼち始めてみよう。62年間の軌跡を…。生まれたのは、昭和30年。太平洋戦争が終わって、10年を過ぎていたらしい。両親と兄と母方のおばあちゃんの5人家族。大阪の平凡な家庭だったらしい。ところが、いきなり2歳で父親が死んだ。肺炎だったと聞いている…。つまり、2歳から超貧乏生活。物心ついた5歳頃には、家で洋裁の仕事をしている母親を見て育った。生活のために、朝から夜まで一日中、家で洋裁をしていた。母親にかまってもらえず、とても寂しい子供時代だった。当時は「あの子は片親やから」と言うだけで、理由を問わず差別されていた。ある意味では、すごい時代やね。父の日は「父親参観」があって、教室の後ろに友達のお父さんがいっぱい並ぶ。我家は母親が仕事を抜けて、来てくれていた。でも、小学校6年間、ずっと父親参観は嫌だった。小学校2年生か3年生の学芸会で、「トラ」の役が当たった。その時に母親が、トラもどきのカーディガンを買ってくれた。子供なりに貧乏なのはわかっていたから、めちゃくちゃ嬉しかった事を覚えている。子供の頃の思い出と言えば、日曜日の朝のコーヒーの香り。酒を一滴も飲めなかった親父の唯一の楽しみだったらしい。荒挽きのコーヒー豆(ブラジルとモカのミックス)を、パーコレーターで沸かせたコーヒー香りが家中に漂っていた。その、コーヒーの香りで目覚めるねん。それが、我家の唯一の贅沢やった。